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駒田 亜紀子

文学部 美学美術史学科 教授、学科主任、博物館学課程主任

駒田 亜紀子(こまだ あきこ)

KOMADA Akiko

研究室
渋谷キャンパス 1508
専門分野・専攻
西洋美術史(中世後期の彩飾写本)
教育研究情報
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最近の研究テーマ等

1. 中世後期(13-15世紀)における彩飾写本の新興分野について:13世紀になると、パリやオクスフォードなどの都市では、今日の大学の原型となる組織が新しい学問の場として発達し、書物の新たな需要が生まれました。こうした「新興市場」における彩飾写本の展開について、研究しています。
2. 十字軍遠征とフランス語聖書写本の普及・伝播との関わりについて:十字軍遠征は、それまでラテン語中心だった写本文化に、フランス語という俗語の文化を根付かせる契機となり、彩飾写本芸術のあり方にも、様々な影響を及ぼしました。こうした動きの中で誕生したフランス語聖書について、挿絵・装飾を中心に研究しています。

主な担当授業と概要

西洋美術史入門

古代から近世に至る西洋美術の歴史的な展開を、代表的な作品の解説を軸に、時代順に概観します。西洋美術の流れを、様式的な特徴や作品の生み出された地域・時代背景に照らし合わせて理解することを目指します。

西洋美術史演習

4年次の卒業論文執筆に向けて、美術史研究の基礎的方法論を修得します。作品記述を出発点とし、作品の様式・主題・図像分析や、個別の作家・作品について調べるための研究文献・資料の探し方・読み解き方を学びます。

研究室・ゼミ紹介

西洋美術史ゼミでは、古代~近世の西洋美術史をテーマとする卒業論文の作成に取り組んでいます。ゼミ生が取り組むテーマは、古代ギリシャ建築から17世紀バロック絵画まで、扱う地域・時代も、分野も、多様です。ゼミでは、個人指導により、2万文字におよぶ卒業論文の議論を組み立てる作業を丹念に行います。ゼミではまた、美術館や展覧会などに実際に足を運ぶことにより、講義室での授業や図書館での調査では得ることのできない、生の作品に接して初めて得られる体験を、重視しています。自分の目で見て、自分の言葉で考え、それを他者に伝わる言葉として発信するという、地道な作業と思考の繰り返しが、各学生のさらなる成長につながります。

卒業論文題目

・ ルネサンス期の「横たわるヴィーナス」の図像-ジョルジョーネ、ティツィアーノ、パルマ・イル・ヴェッキオのヴィーナス像からの考察
・ コレッジョ作《レダ》、《ダナエ》、《イオ》に描かれた登場人物について-コレッジョ作《ユピテルの愛》連作より
・ アルテミジア・ジェンティレスキが描く女性像について-スザンナ、ユディトを中心に-

趣味・特技

古楽(中世~18世紀ヨーロッパ音楽)の鑑賞

受験生へのメッセージ

大学での4年間は、皆さんがこれからの人生へと羽ばたいてゆくための「翼」を育てる期間です。翼だけではなく、それを動かすための「筋肉」をトレーニングし、「はばたかせ方」を学ぶ期間でもあります。失敗を恐れず、いろいろなことにチャレンジしながら、自分自身の可能性を発見して広げ、明日へとつなげてゆくための充実した4年間としてください。