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六人部 昭典

文学研究科 美術史学専攻 教授

六人部 昭典(むとべ あきのり)

MUTOBE Akinori

研究室
渋谷キャンパス 1515
専門分野・専攻
西洋近代美術史(19〜20世紀の西洋美術)。モネなどの印象主義絵画や、セザンヌやゴーガンなど、印象派以後の画家たち、そしてマティスやピカソなどが提起した変革を研究しています。
教育研究情報
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最近の研究テーマ等

「モダンアートにおける水のイメージ」。この研究テーマは、「水」というモチーフに着目して、クールベの《泉》からデュシャンの《泉(噴水)》までを視野に、モダンアートを再考察するものです。「西洋近代絵画と文学」は、サロメ像が、美術と文学がどのように交差しながら形成されたかなど、絵画と文学の関わりを研究。「日本におけるフランス近代美術の受容」では、高村光太郎の美術批評を中心に考察しています。「芸術と時間」は、「時間」という観点から、近代美術の展開を考察する試み。このテーマでは、モネの連作の研究を軸に研究を進めています。

主な担当授業と概要

西洋近代美術史特講c

「絵画と音楽」をテーマした授業。「ドラクロワ《ショパンの肖像》:切断された肖像画」や「ホイッスラー《白のシンフォニー》:唯美主義と音楽」など、「音楽」を手がかりに13点の絵を考察します。

研究室・ゼミ紹介

私のゼミは、卒業論文で西洋の近現代美術の作品を扱う学生が集まっています。印象派の絵画やルドンの版画、19世紀末におけるポスター芸術の興隆、シュルレアリスムのダリやマグリットの絵画、さらに20世紀後半のウォーホルから現代作家のタレルなど、テーマはじつに多様です。学生の発表では、発表内容とともに、お互いの話を聞くこと、自分の意見を伝えることを重視しています。それぞれが作品を通して感じたことを大切にしながら、発表とディスカッションを重ねながら、卒業に仕上げてゆきます。

卒業論文題目

「クロード・モネ 《睡蓮》連作」 「ファン・ゴッホの《種まく人》」 「グスタフ・クリムト 《ベートーヴェン・フリーズ》」 「アンリ・ルソーと近代モチーフ」 「オキーフと自然」

趣味・特技

「絵を見る」という1番好きだったことが仕事になりましたので、「趣味・特技」という質問にはいつも困ります。古書とレコードを集めることが挙げられますが、むしろ「道楽」と呼ぶべきでしょうか。

受験生へのメッセージ

美術史は、絵(作品)を見ることから始まります。つまり、感覚が重要です。50人の人がいれば、絵を見て感じることや考えることは50通りです。でも、絵(作品)はひとつです。それぞれが感じたことを言葉にして話し合うことで、理解が深まってゆきます。絵を見て感じたこと、考えたことを大切して、「美術史」という勉強の魅力に触れてください。