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社会状況や行動傾向をデータから読み取る調査・分析

みなさんは調査やデータ分析というと「いやー」と思われる人も多いかと思いますがいかがでしょうか?特にこれらの分野の基礎には「統計学」と呼ばれる学問が必要になります。統計学というと「数学の一分野」と思われかなり毛嫌いされることがあります。皆さんはどうですか?でも統計学はそんな狭い範囲の学問ではなく、本学科における社会科学のさまざまな分野で必要な学問です。

例えば心理学は人のこころに関係する学問ですがそこにはデータは不要と思う学生の声を聞いたことがありますが、人の心を測るのに「勘」っていうのはちょっとと思いますね。多くの人がいて、どのような考えや行動の傾向があるかをデータに基づいて考えることは当然必要になります。経済学も同様にデータに基づいて企業や景気を測る際にデータ・統計が必要です。もちろん社会学でも人が集まると何らかの傾向を測ることができます。これらで統計学は利用されています。

最近では、大手国際企業でもビックデータの分析など、データを扱う分野に力を入れていることを発表しています。集団(マス、Mass)の特徴を測る、集団には属さない対象を見つける、など、様々な分野で必要とされる知識や技能を様々な方法で紹介します。また単に分析方法を考えるのではなく、データを集めるための問題発見、調査企画、得られた情報を活用すること、なども社会人として必要な知識です。

データ分析は嫌い!って言わずに必要なものなのだ…と思い、色々なことを本学科で学んでください。

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学生へのメッセージ

竹内ゼミは人間社会の様々な場面で得られる社会科学データの収集やそれらのデータに基づく行動分析を行います。上にも書きましたが、データ分析なんて理系の仕事で文系の私なんてできないと学生からいわれることもありますが、そんなことはありません。商品を買うにしても雑誌等の情報を用いたり、日々の体重を気にしてダイエットするにしても毎日の体重を測定してデータとするでしょう。これらのことは社会でも多数あります。商品を売るためには現状把握や顧客分析を行うためにマーケティング活動を行ったり、消費者心理を知ったり、またそれらの行動をなぜ行うのかなどの行動分析も行います。社会でもレベルの大小がありますがどこでも必要になるスキルです。ゼミ活動を通じて様々な知識を身に付けてください。

現在のゼミ生は「人間の行動・意志の傾向把握」を念頭に、調査を実施したり、公開データの分析を行ったりと、様々なテーマで研究をしています。特に分野は限定せず、社会学、心理学、経済学、計量文化学と多岐にわたり、データに基づく卒論やゼミ研究を行っています。ゼミ合宿は箱根や千葉の合宿所で行い、その他にも懇親会や卒論作成では研究室で遅くまで(楽しく?)がんばっていますね。

ぜひ気になることがありましたら連絡ください。

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お勧めの一冊
統計でウソをつく法

私がお勧めするのは、ダレルハフ(訳:高木秀玄)の『統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門』、講談社、1968 です。何かと人は数字を信じてしまったり、グラフをみるとそうかなと思うところがあります。この本をみるといかに怪しげな数字が身の回りにあるかに気がつくかもしれません。社会でビジネスでだまされないためにも一度読んでみてください。

この手の本には、他にも谷岡一郎氏の『「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ』(文春新書)や牧野武文氏の『グラフはこう読む!悪魔の技法』(三修社)があります。

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【教員プロフィール】
竹内光悦(TAKEUCHI Akinobu)
人間社会学部准教授、博士(理学)、専門社会調査士
主な業績:山口・高橋・竹内『よくわかる多変量解析の基本と仕組み』秀和システム、2004;竹内他『アンケート調査がよ〜くわかる本』秀和システム、2005;竹内・酒折『Excel で学ぶ理論と技術多変量解析入門』ソフトバンククリエイティブ、2006;酒折・大石・竹内『実践ワークショップ Excel 徹底活用 推測統計入門』、秀和システム、2006;浅野・竹内『社会環境情報の計数データの実践的解析法』共立出版、2006;竹内(分担執筆)『統計データ科学事典』杉山他編著、朝倉書店、2007;竹内・酒折・宿久『実践ワークショップ Excel 徹底活用 統計データ分析基礎編』、秀和システム、2008。
学会賞:平成 14 年日本行動計量学会学会賞(奨励賞)、平成 15 年日本計算機統計学会学会賞(奨励賞)、平成 19 年度助成研究吉田秀雄賞(常勤研究者の部の第 1 席,研究代表者:中山厚穂)、平成 23 年日本計算機統計学会学会賞(ソフトウェア賞,研究代表者:田村義保)、平成 23 年日本統計学会統計教育賞 (JST 理科ねっとわーく・デジタル教材制作チーム、研究代表者:酒折文武)受賞
最近のテーマ:非対称性類似性データを用いた分類手法の研究、数学リメディアル教育に関する研究、ウェブを用いた行動分析、統計教育の国際比較、など
関連資格:中学校・高等学校教諭専修免許 (数学) 、Microsoft Certified Application Specialist Using Microsoft Office Excel 2007、など
Keyword:データ分析、ウェブ調査、統計教育、計算機統計学、多変量解析、行動計量学
メール:
ウェブ:https://sites.google.com/site/akitakephd/
(Last update:2012/04/04)

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