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CASE09 まちづくりに携わる

宮田 理勢子(みやた りせこ)

私は大学院を卒業し、兼ねてからの夢であったまちづくりに携わる仕事の勉強をするため建築設計事務所に就職し、一般実務を行いながら二級建築士の資格を取得しました。そこで学んだハード部門の経験を活かし、総合的なまちづくりを行う為金沢市の金沢商業活性化センターTMO(まちづくり組織)に就職しました。簡単に言うと「まちを元気にする!」のが目的の会社です。

事業内容は、主なハード事業として商業施設を計画〜建設〜管理・運営に至り、アーケード改修、街路整備等も行います。ソフト事業では市街地各種調査を行い、調査〜研究〜対策〜計画化して事業を実施します。今考えると修士課程で「屋根のコケ緑化に関する研究-金沢におけるコケ瓦の提案と可能性-」というテーマで、新しい環境共生手法を作成し、屋根緑化としての有効性と可能性を見出す研究をしたのですが、この研究は市街地環境対策と城下町金沢らしい景観対策だったのだと思います。