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CASE10 現在に至るまで

森島 美佳(もりしま みか)

私は、「実践女子大学に入学し、そして無事に卒業することができて良かった。」と、感じています。そう感じたからこそ、学部卒業後、修士課程さらには信州大学博士後期課程に進学し、計九年間もの長い学生生活を送ることになりました。課程修了後、室蘭工業大学に研究員として1年間就いた後、現職である岐阜市立女子短期大学へ助手として着任した次第です。生まれてから高校卒業まで地元・名古屋から出たことのない私が、東京、長野、北海道へ移り住み、将来に対する漠然とした不安と焦りを抱きながら、実験、文献調査、学会発表、論文作成という研究生活を送って参りました。卒業して十年経った今、自分が、一生懸 命取り組むことを見つけ、それを仕事の一部とすることができるのは、両親、懇切丁寧にご指導戴いた先生方、友人達のお陰であり、感謝せずにはいられません。