画像イメージ

ここからページの本文です

実践『ペルソナ』通信(No.048 および No.B-048)

2017年12月26日

Persona_048B実践『ペルソナ』通信(No.048B)

Persona_048A実践『ペルソナ』通信(No.048A)

=====
実践「ペルソナ」通信(No.48)
「女子大生の筆記用具」に関する調査結果
=====

実践女子大学人間社会学部 実践「ペルソナ」研究会では、「女子大生の筆記用具」について、写真観察を実施しました。また加えて、この調査で特徴があった筆記用具とスケジュール帳の関係の点に注目してインターネット調査を実施し、「女子大生の筆記用具」をさらに追求しました。今回は実践女子大学生とその他の大学生を対象に調査を実施しました。有効回答数は 67 サンプルで、その内の 23 サンプルが実践女子大学生でした。

※実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大学人間社会学部における「統計科学(担当:竹内光悦)」、「経営学(担当:篠崎香織)」、「マーケティング(担当:斎藤明)」の3つの分野のゼミ生を中心に組織され、実践女子大生が「自分たち自身」の消費活動、ライフスタイル等を科学する研究会です。

【総括】
今回の調査を通じて、7 割の実践女子大学生が見た目のデザインや値段よりも筆記用具に実用性を求めていることが分かった。この結果は、Be 面の調査結果から伺えた様子と一致したものであった。他の大学生が、実用性を重視する人が一番多いのには実践女子大学生とは変わりないが、実践女子大学性よりも見た目の好みを重視すると答えた割合が多かった。

筆記用具を購入する場所においては、実践女子大学生の 6 割以上が「LoFt」などの雑貨屋で購入していることが分かった。また他の大学生も同様に雑貨屋が一番多かったが、実践女子大学生の方が若干、雑貨屋で購入する割合が高かった。実践女子大学の渋谷キャンパスは渋谷に立地していることもあり、渋谷の大きな「LoFt」にも他の大学生に比べて行きやすいことも関係しているのだと考えられる。

筆箱については、実践女子大学生もその他の大学生もともに、ファスナーがついたポーチのような形の筆箱を持つ学生が多く、使う頻度は週 5 回が最も多かった。筆箱の値段については、実践女子大学生は 1,000 円から 2,000 円の筆箱を持っている生徒が 4 割以上であるのに対し、他の大学生は 36% と若干少なく、全体的に値段のばらつきが見られた。

筆箱の中に入れている書けるペンの本数を質問したところ、実践女子大学生の平均本数が 6.5 本であるのに対し、他の大学生は 6.7 本とあまり差はなかった。Be 面の結果から 6、7 本の内容を予想すると一般的に、シャープペンシル、黒ボールペン、色ペン 2、3 本、蛍光ペン 2、3 本と考えるのが妥当である。

筆箱の中に入れるペンや消しゴム以外のものとして、全体的に定規の次に、USB メモリや付箋が最も多かった。USB メモリが筆箱に入っているのは大学生の特徴ではないだろうか。実践女子大学生は約 7 割の学生が筆箱に USB メモリを入れており、他の大学生よりも多かった。これは大学で配布された USB メモリを筆箱に入れる学生が実際に多いため、周りに影響されることや、パソコン利用時に筆箱を使う学生が多いことが考えられる。他に筆箱に入れているものの少数派として、コンタクトのケースを入れている学生もいた。

Be 面の結果より目をつけた筆記用具とスケジュール帳の関係において、筆箱の中身が多い人ほど、スケジュール帳の記入の際に、多くのペンを使う傾向が見られ、相関的にもやや強い関係が見られた。また、スマートフォンのスケジュール管理アプリのみを使っている実践女子大学生は 4% と非常に少なく、6 割がスケジュール帳のみ使っている学生で残りの3割程がスケジュール管理アプリとスケジュール帳両方を利用している学生であった。スケジュール帳とスケジュール管理アプリのどちらも利用していない実践女子大学生は見られなかった。スケジュール帳自体を利用している学生がほとんどであるため、スケジュール帳専用の筆記用具を新しく作れば売れるのではないかと考えた。

また欲しい筆記用具について、自由回答で質問したところ、折れないシャープペンシルなど実現に近づけられるものから、誰でも字がうまく書けるペン、伸び縮みするペンなどのユニークなペン、そして実現が難しい答えを書いてくれるペンなど様々な回答があった。どれも実用性を求めるものであった。

調査の詳細については調査報告書をご参照ください。

■■■ 実践女子大学人間社会学部「じんしゃ」■■■