キャリア教育科目での取り組み Career Education Subjects

「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」に向けたキャリア関連科目での取り組み

東京オリンピック・パラリンピック
競技大会組織委員会
「文化・教育委員会」委員
文学部国文学科 深澤 晶久 教授

これからの大学教育では、学部での専門性の探究をさらに深めるとともに、社会とのつながりを一層強化、進化させる必要があります。日本でもっとも大きく変わり行く街「渋谷」に立地する大学として、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」に対して、大学が一丸となって動く、学生も一つになって動く、実践女子大学だからこそ取り組めることが多くあります。「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」を、教育上の絶好の機会と捉え、組織の新設、学事日程の変更、授業科目の充実、そして多様な視点から取組みを行ってまいります。

「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」のコンセプトは3つ。「全員が自己ベスト」、「多様性と調和」、「未来への継承」です。
 「全員が自己ベスト」、これは出場する選手だけではありません。ボランティアは勿論、一観客まで含め、一人でも多くの国民が、自分の置かれた立場で自己ベストを目指す。学生に必要な「前へ踏み出す力」そのものです。
 「多様性と調和」、いうまでもなく、ダイバーシティ社会でどう生きるか、「渋谷」、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」、これ以上の機会はありません。
 「未来への継承」、これは「女性が社会を変える、世界を変える」という本学の建学の精神と一致するものです。「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」学生の参画を通して、学生一人一人がグローバル社会を生き抜く力を身に付けるとともに、大会をさらに盛り上げていくことを目指します。

国際理解とキャリア形成(2年次以上、選択科目)

本学では、2014年度から共通教育科目である「国際理解とキャリア形成」において、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に対し「実践女子大学の学生として自分はどのようなことができるか?どんなオリンピックにしたいか?」をテーマに取り上げ、アクティブラーニング型での授業を実施しています。

2020年度

[7月14日] 東京オリパラ開幕日のスポニチ一面を学生が考えました! スポーツニッポン新聞社と企業連携授業で最終プレゼン

2021年7月23日開幕の2020東京オリンピック・パラリンピックを受け、開幕日当日のスポニチ一面紙面を学生が考える授業の最終プレゼンが7月14日(火)、本学渋谷キャンパスで行われました。約1か月間、紙面制作に取り組んできた5チームが、実際にスポーツニッポン新聞社の輪転機で刷り上がった模擬紙面を使い、一面紙面の出来栄えを競いました。

[6月23日] コロナに負けるな!五輪メダリストの有森さんが本学で特別講義を行いました

新型コロナウイルス感染拡大に伴う学生スポーツの中止が相次ぐなか、五輪女子マラソンメダリストの有森裕子さんが6月23日(火)、本学渋谷キャンパスを訪れ、特別講義を行いました。有森さんはコロナウイルス感染と背中合わせの不安な毎日を送る学生らに向け、「確かに不便にはなったが、この状況だからこそ見えるものもある。ネガティブにばかりならずに、この状況を自分の力に変えるものにしてください。頑張りましょう」とマイクを通して呼び掛けました。

[5月26日] メディア授業紹介 スポーツニッポン新聞社と連携し紙面の一面づくり 企業連携授業「国際理解とキャリア形成」

スポーツニッポン新聞社と産学連携で行う「スポニチ紙面の模擬一面づくり」に挑戦する授業がリモートで行われました。同授業は、キャリア教育科目「国際理解とキャリア形成」(担当:深澤晶久 文学部国文学科教授)として行われ、他のマスコミから取材を受けることもある人気授業です。 2020年東京オリンピック・パラリンピック開催を見据えて、「オリンピックイヤーのとある日のスポニチ新聞一面を学生がつくる」をコンセプトに、今年度は23人が受講しました。

2019年度

2018年度

2017年度

2016年度

2015年度

2014年度

オープン講座a(1年次以上、選択科目)

ツアーリズムや東京2020大会のボランティアを学ぶ特別授業(近畿日本ツーリスト株式会社と連携)。※2018年度開講

2019年度

[6月21日・28日]近畿日本ツーリスト首都圏との産学連携授業で、 学生が高齢者や障がい者も気兼ねなく楽しめる渋谷観光ツアーのプランを発表しました

渋谷キャンパスで行われる「オープン講座a」において、学生が高齢者や障がい者の方を対象にツアープランを企画し、6月21日(金)・28日(金)にプレゼンテーションを行いました。これは、「ユニバーサルツーリズムを学ぶ」授業((株)近畿日本ツーリスト首都圏との連携講座)の成果となるものです。
2019年度前期の東京五輪パラリンピック連携講座に位置付けられており、3学部(文学、人間社会、生活科学)と短期大学部の学生(全学年)の中から、2019年度は69人が受講しました。

2018年度