実践『ペルソナ』通信(No.073 および No.B-073)
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実践「ペルソナ」通信(No.73)
「ルームウェア」に関する調査結果
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実践女子大学人間社会学部 実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大学生を対象に、「ルームウェア」についてアンケート調査を実施しました。有効回答者数は 65 サンプルでした。また「ルームウェア」について写真観察を実施しました。
※実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大学人間社会学部における「統計科学(担当:竹内光悦)」、「経営学(担当:篠崎香織)」、「マーケティング(担当:斎藤明)」の3つの分野のゼミ生を中心に組織され、実践女子大生が「自分たち自身」の消費活動、ライフスタイル等を科学する研究会です。
【総括】
今回の調査結果から、実践女子大学生はルームウェアと外出用の服を使い分けていましたが、パジャマとルームウェアでほとんど使い分けていないことがわかりました。またルームウェアを買う場所は決まっておらず、かける金額は 5,000 円未満がほとんどでした。これは使い古した服をルームウェアとするパターンが多いことが原因だと考えられます。その中でも素材は綿が多く、ルームウェアに求められる条件としてリラックスできるかどうかが重視されていました。観察の結果、今回私達は女子大生が普段家で生活しているルームウェアと寝室に置いているぬいぐるみや日常品との関連性について調査分析しました。その結果、女子大生はスポーツブランドのようなカジュアルな服装とジェラートピケのようなかわいい系の服装の大きく 2 つに分かれていました。ルームウェアとともに多く置かれていたのはディズニーや動物をモチーフとしたぬいぐるみでした。このことから女子大生はぬいぐるみを置くことで安心感を得ているのではないかと考えられます。また、ぬいぐるみだけでなく本など趣味が伺えるものもありました。
調査の詳細については調査報告書をご参照ください。
■■■ 実践女子大学人間社会学部「じんしゃ」■■■