実践『ペルソナ』通信(No.075 および No.B-075)
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実践「ペルソナ」通信(No.75)
「女子大学生のヘアスタイル」に関する調査結果
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実践女子大学人間社会学部 実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大学生を対象に、「ヘアスタイル」についてアンケート調査を実施しました。有効回答者数は 132 サンプルでした。また「ヘアスタイル」について写真観察を実施しました。
※実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大学人間社会学部における「統計科学(担当:竹内光悦)」、「経営学(担当:篠崎香織)」、「マーケティング(担当:斎藤明)」の3つの分野のゼミ生を中心に組織され、実践女子大生が「自分たち自身」の消費活動、ライフスタイル等を科学する研究会です。
【総括】
今回の定量調査を通して、多くの学生が長めのヘアスタイルで、暗めの髪色にしていることがわかりました。髪を染めた経験がある人は全体で 8 割を超え、美容院に行って染める人が大半でした。美容院に行くきっかけとしては、カットとカラーが多数を占め、髪質を気にかけている人が最も多く見られました。自分で髪の手入れをしている人は 7 割以上で、暗い髪色が多い一方で髪色を変えることによって個性を出すなど、様々な人がおり、それぞれヘアスタイルにこだわりがあることがうかがえる結果となりました。
また実践女子大学生の 1~3 年生を対象に髪の毛を写真観察から調査しました。調査の結果、髪の毛の長さ・髪色・髪を結んでいる点や髪の毛を巻いているなどのアレンジをしているかどうかの 3 点から考察することができました。髪の長さはミディアムの長さが最も多く、髪色は暗めの茶色が多いことが写真から読み取れました。また、髪の毛を結んでいる人よりもおろしている人の方が多いことがわかりました。アレンジをしている人の多くはポニーテールをしており、調査から暑さなどの関係から首に髪の毛がつかないようなスタイルを好む人が多いのではないか、と推測できました。
調査の詳細については調査報告書をご参照ください。
■■■ 実践女子大学人間社会学部「じんしゃ」■■■