実践女子大学 生活環境学科 環境デザイン研究室 卒業研究

1998年度卒業論文一覧

1)室内壁面色彩の心理・生理的効果の時間的変化

模型などを用いた評定実験では、ごく短時間の印象をたずねることが多い。しかし、建物内部で過ごす時間は長いのだから、本当に知りたいのは長時間過ごしたときの印象のハズである。この研究では、実験室で30分間過ごしてもらったときの印象を答えてもらい、印象の時間的な変化を捉えている。
 

2)生活行為へのふさわしさ評価に及ぼす室内壁面色彩の効果

室内ではさまざまな行為が為される。それではそれらの行為にふさわしい色彩環境というのはどういうものなのか。壁面の色と照明の色を変化させた部屋を、行為に向いているかどうかで評定させた。

3)大学生の住環境選択理由に関する調査

下宿生にアンケートを行い、下宿を選定するときに考慮した事項を整理した。また、入居後に気づいた点なども聞くことで、トータルな評価項目の収集を行った。

4)公園の使われ方調査 その2 -横浜編-

横浜の公園の利用状況を観察した。その結果、公園の規模により、利用のされ方に違いがあることがわかった。横浜公園データベースを作成したので、スペースを確保できたら公開の予定。

5)家具の配置の規定要因 その3 -箱庭手法を用いた家具の配置実験2-

昨年に続いて、部屋の模型に家具を並べて好みの部屋にしてもらう実験。パターン数と被験者数を増やした。javaによる家具配置情報入力システムを作成したので、今後はWeb上でのデータ収集も可能となった。