実践女子大学 生活環境学科 環境デザイン研究室 卒業研究

2002年度卒業論文一覧

1)住宅居間の照明環境の印象〜輝度分布を変化させた模型の評定実験〜

住宅空間の中での家具の見え方はモデリングにより印象が変化する。そこで、3タイプの模型を作成し、光の変化によって家具の印象がどのように変わるか、家具がない状態で照明をつけた部屋の印象がパターンによってどう変わるか、さらにその状態に家具をいれることによってどのように印象が変化するかを探る。

2)飲食店選好と個人属性の関連

街を歩いていると、様々な種類の飲食店が建ち並んでいる。そこで、店の雰囲気から値段・客層などの店の特徴をどの程度推測できるのか、好ましいと感じる飲食店はどういうものなのか、それらが年齢・性別・疲れ度などの個人属性とどのように関わっているのかを調査した。

3)壁面色彩がタスク・パフォーマンスに及ぼす影響

色には人間に様々な心理的影響を与えるという説がある。そこで、自分たちの周囲を囲む色によって作業効率、時間経過の認識、印象評価・疲れが変化するのか、またどのように変化するのかを調べた。

4)街路景観における看板整備のあり方〜3Dシミュレーションを用いた指針の検討〜

2001年度の卒業論文“日本の街並み改善手法の提案”の結果で、街並みの好ましさは看板の整備が大きく関わっていることが分かった。そこで、様々な看板を設置した街並みを3Dソフト(Form-Z)で作成し、比較することによってどのように看板を整備すれば好ましい街並みになるか明らかにした。

5)公園の使われ方調査 その4〜利用者アンケートによる要因分析〜

過去3回行われた公園調査では公園内の遊具や設備を調査したが、十分な説明ができていなかった。そこで、今回は公園の周辺環境に着目し、アンケート調査を行い、それを元に3つの仮説をたて、調査を行った。