実践女子大学 生活環境学科 環境デザイン研究室 卒業研究

1999年度卒業論文一覧

1)大坂上キャンパスの環境移行調査

1999年に実践女子大学は創立100周年記念を迎え、キャンパスが大規模に改装され、新しい校舎が建てられた。そこで、人は周りの環境が変化すると、どのような影響を受けるのか調査した。
  

2)日本の街並みにおける看板のあり方

日本の街には多くの看板がある。看板は、人に街の情報や店の雰囲気などを伝える手段として実際に役に立っている。しかし、ときとして、大げさで派手な看板、街並みと調和が見られない看板もある。看板には良い看板、悪い看板があるのではないかと考え、街を調査し、看板のあり方について考察した。

3)家具の配置の個人差とその要因 ~箱庭手法を用いた家具の配置実験 その3~

部屋に置く家具は人によって異なるだろう。寝具を考えても、ベッドで寝る人と布団で寝る人では部屋に置く家具は違ってくる。 つまり、家具の選択には個人差が存在する。では、家具の配置場所についてはどうであろうか。全く同じ部屋、同じ家具を用意されたとき、その家具の配置場所には個人差が見られるだろうか。そこで、部屋と家具を指定した模型実験を行った。

4)記憶した物体色の時間的変化

C.J.Bartlesonの研究で、記憶色は色相と彩度が変化し、色記憶では彩度が変化することが報告されている。なぜ、同じ色の記憶であるのにそのような変化が表れるのであろうか。そこで、記憶した物体色が時間経過によってどのように変化するかを見るため、実験を行った。

5)照明・背景色、服の色による人の印象の変化 

人の印象を作り上げている要因の中には服の色がある。これまでにも服の色を取りあげ人物評価を行った研究があった。今回は服の色だけではなく周りの背景色や、照明色にも着目し、それら3つを組合せ、変化させたとき、人の印象がどう変化するかを明らかにするため実験を行った。

6)集合住宅プランの分類

私達の周りにある集合住宅の住戸プランを収集し、どのようなプランが実際に存在するのか、どのようなプランが多いのかを調査した。さらに、多く見られた住戸プランを分析し、住みやすいプランの条件について考察した。

 7)結婚式について ~これからの結婚式~

「2000年を境として、結婚人口が減少に向かう」といわれている。そこで、今後少しでも多くの人が「結婚式を挙げたい」と思うような結婚式を導き出すため、アンケート調査を行い考察した。