実践『ペルソナ』通信(No.058 および No.B-058)
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実践「ペルソナ」通信(No.58)
「趣味のグッズ」に関する調査結果
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実践女子大学人間社会学部実践「ペルソナ」研究会では、「趣味のグッズ」についてのアンケート調査(実践『ペルソナ』通信(No.58))の結果をもとに、「趣味のグッズで何を買うのか、どのように使うのか・飾るのか」について、さらに深く調査しました。
また女子大学生を対象に、「趣味のグッズ」についてアンケート調査を実施しました。有効回答者数は 100 サンプルでした。その結果をランキング形式で、1 位から 9 位までを発表します。
※実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大学人間社会学部における「統計科学(担当:竹内光悦)」、「経営学(担当:篠崎香織)」、「マーケティング(担当:斎藤明)」の3つの分野のゼミ生を中心に組織され、実践女子大生が「自分たち自身」の消費活動、ライフスタイル等を科学する研究会です。
【総括】
写真観察法からは 今回の調査により、趣味のグッズを集めている人が多いことが分かりました。またグッズの種類によって保存方法が異なっていました。ブロマイドは 1 枚ずつビニール製の袋に入れ、さらにアルバムやボックスに収納されていました。CD・DVD 類は立てかけて保存されていました。ディズニー等のキャラクター類はインテリアとして飾られているものが多く、このことからグッズによって保存方法を変えているのではないかと考えられます。またジャンルによって購入している商品が異なっていた。好きなアーティスト等対象が人物のものは本人の顔写真が載っているブロマイドが多く見られました。中でもジャニーズではうちわを購入している人が多くいました。アニメのキャラクターであれば缶バッジが多く見られました。うちわはコンサートでも使え、缶バッジはイベントに「痛バック」を作ることに使えます。これらには共通点があり、家でも楽しめ、かつ実用的という理由から人気があるのではと考えられます。また、サンリオやディズニーキャラクターなどアニメ以外のキャラクターは様々なグッズが出ており、インテリアとして飾れる置物や人形などは実用性よりも可愛さ重視で選んでいて、コップやアクセサリー等日常生活に取り入れている人が多く見られました。
またランキングにおいては、今回の調査結果から女子大学生はグッズを集める傾向があることがわかりました。タオルとぬいぐるみが上位に入っていることから、女子大生らしさが感じられます。趣味などの違いにより様々なジャンルのグッズの所持が見られましたが、集めたグッズをどのように保存しているのかという疑問点に、ジャンルごとに保存方法が異なっているという仮説を立てました。
調査の詳細については調査報告書をご参照ください。
■■■ 実践女子大学人間社会学部「じんしゃ」■■■