ABOUT 学園創立125周年記念特別事業について
本学園は、1899(明治32)年の創立以来、創立者下田歌子による女子教育の理念のもと、長きにわたり女性の人材育成と社会的立場の向上に邁進してまいりました。
実践女子学園が創立125周年を迎える2024年度は、「学園中期計画(2022~2026年度)」の折り返し点であり、新学部・新学科の設置、教育改革等、さまざまな改革の節目の年です。
実践女子学園では、2024年度を未来に向けて学園の更なる発展を期す「成長への飛躍台」の年とすべく、学園中期計画の中から学園全体(大学・大学院・短期大学部、中学校高等学校、法人)で推進している五つのテーマについて、創立125周年記念特別事業を実施いたします。本事業を通じ、国内外のステークホルダーとのより一層の関係強化・拡充を図ります。
卒業生をはじめ、本学園を支えてくださる関係者の皆様の温かいご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
実践女子学園理事長 山本 章正
実践女子大学 実践女子大学短期大学部学長 難波 雅紀
実践女子学園中学校高等学校校長 湯浅 茂雄
CHALLENGE 学園創立125周年(2024年度)の新たなチャレンジ
本学園が創立125周年を迎える2024年に向けて展開する5つの改革についてご紹介します。
創立125周年を機に新たな一歩を踏み出し、学生・生徒の成長と未来に寄り添う教育を一層推進してまいります。
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新学部・新学科開設
2024年4月に国際学部国際学科を創設。また、人間社会学部に社会デザイン学科を新設します。新学部・新学科でどのような教育を提供し、どのような人材を社会に送り出すか。難波雅紀学長が抱く展望とは。
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新カリキュラム運用開始
データを活用する力や社会に根差した読解力などからなる基礎学力を向上させ、課題解決型学習などを通じた主体的な学修を充実させる。カリキュラム改革をリードした槙究副学長が、その狙いを語ります。
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クォーター制導入開始
クォーター(4学期)制を導入し、本学はセメスター(2学期)・クォーター併用制に。それによりどのような学びのスタイルが実現するか、導入検討ワーキンググループリーダーの猪熊作巳学長補佐が語ります。
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ユネスコスクールの本格運用
2022年11月に加盟が正式承認され、ユネスコスクールとしての活動が本格的にスタート。どのような変化が生まれているか、また今後の方向性を、加盟活動を推進してきた渡辺大輔ESD推進部部長、米倉晋一ESD推進部副部長が語り合います。
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学力向上プロジェクト
中学校高等学校の6年間の学び、生徒の学力向上を推進するための施策を実施します。
※詳細ページは2024年公開予定です。
FOUNDER 創立者 下田歌子の想い
「女性が社会を変える、世界を変える」
実践女子学園の創立者下田歌子は、日本を代表する近代女子教育の先駆者です。1882(明治15)年には、上流階級の女性を対象とした「下田学校」(後の「桃夭学校」)を開設します。その後、1893(明治26)年9月から1895(明治28)年8月まで、女性教育の視察のために、約2年間にわたって欧米8カ国を訪問します。この視察を通じて、下田はこれまで自らが担ってきた一部の上流階級のための教育以上に、一般女性を対象とした女子教育の重要性を痛感します。
そして、帰国から3年後の1898(明治31)年10月、下田は一般女性の地位の向上を目的として「帝国婦人協会」を結成し、翌1899年5月に、その最初の事業として実践女学校と女子工芸学校を設立します。これが本学園のはじまりです。
下田は、本学園設立に当たって記した「帝国婦人協会主旨」(1898年)において、アメリカの詩人、ウィリアム・ロス・ウォレス(William Ross Wallace 1819-1881年)の次のことばを引いて、学校設立の意義や自らの大志を広く世に問いました。「揺籃(ようらん)」をゆらす手、すなわち、女性こそが「天下」を動かすことができるというものです。
「揺籃(ようらん)を揺るがすの手は、もってよく天下を動かすことをうべし」


HISTORY 実践女子学園のあゆみ
創立100周年動画
創立120周年動画
JISSEN GOODS 実践女子学園オリジナルグッズ
本学園の大学生・中高生がデザインした「学園オリジナルグッズ」
ボトルやタオルハンカチなど、本学園の大学生や中高生がデザインしました。商品は、実践楷企画(株)(実践女子学園100%出資会社)のオンラインショップ及び窓口で購入できるほか、中高事務室や大学内の売店でも一部商品を取り扱っています。
