2014年8月
オープンキャンパス2014 (8月3日・10日開催)
8月3日と10日、本学渋谷キャンパスにてオープンキャンパスが開催されました。6月に開催された際にも多数の高校生、保護者の方々にご来場いただきましたが、今回は夏休みということもあり、より多くの方々にお越しいただきました。
本学のオープンキャンパスでは各学科が模擬授業を行いますが、8月3日の英文学科の模擬授業では、大関啓子先生による「イギリス万華鏡—ケルトからハリー・ポッターまで」、そして佐々木真理先生による「女性たちの英語」と題する授業が行われました。大関先生の授業では、イギリスの歴史を学び、その歴史がもたらしたイギリス文化の多様性に触れ、また、佐々木先生の授業では、アメリカで活躍してきた女性たちの演説や名台詞を通して、聞き手を惹きつけるスピーチの仕方や女性の生き方について学びました。
8月10日には、稲垣伸一先生と村上まどか先生が、それぞれ「デパートの発達と女性」、「女性をめぐるゆゆしき言葉」をテーマに模擬授業を行いました。稲垣先生の授業では、デパートがいかにしてアメリカの女性たちを魅了し、影響を与えたか、という点をアメリカの小説から読み解きました。村上先生の授業では、言語と女性という観点から、差別を含む言葉を日本語と英語の実例を通して学びました。
模擬授業だけではなく、学科別の相談コーナーにも多くの方々にお越しいただきました。6月の際と同じく、実践の英文学科のカリキュラムや留学制度、卒業生の進路に関することなど、多岐にわたる質問をいただきました。どの方からも「英語力を上げたい」「言葉について知識を広げたい」「文学作品や文化を学びたい」といった意欲がそれぞれに感じられ、これから入試を突破されてお会いできるのが、私たちスタッフにとっても今から楽しみに思えるのでした。
次回、渋谷でのオープンキャンパスは10月12日に開催されます。多数のご来場をお待ちしています!
吉本真由美・記