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2018年10月

英文学科公開講座「オリンピックとパラリンピックはどのように作られたか——さまざまな人たちの挑戦」

 10月14日、英文学科の公開講座として、オリンピック・パラリンピックをテーマにシンポジウムを実施しました。今回のシンポジウムでは、「オリンピック・パラリンピックに、さまざまな国のさまざまな立場の人たちはどのように関わってきたのか」「異なる立場の人たちはどのようにオリンピック・パラリンピックを動かしてきたのか」という問いに、3名の講師がそれぞれの知識と経験を活かしながらアプローチしました。

講師とタイトル

・佐々木真理(本学英文学科教授)
   ジェンダーからみるオリンピック・パラリンピック—女性の身体とスポーツ
・深瀬有希子(本学英文学科准教授)
   「東洋の魔女」言説
・西川千春氏(学外講師)
   大会の顔、オリンピック・パラリンピックボランティア—人生最高の2週間

 佐々木真理・本学教授の講演では、アメリカにおいて19世紀後半から始まった女性の社会進出と身体教育の流れを踏まえ、女性アスリートの誕生とその受容について講演を行ないました。次に、深瀬有希子・本学准教授の講演では、先の東京大会で活躍した「東洋の魔女」に注目し、「魔女」という呼称にこめられた意味と、「東洋」という概念、そこから見てとれる人種民族とジェンダーの交錯について講演を行ないました。最後に、西川千春氏は、自身がボランティアスタッフとして参加した、ロンドン、ソチ、リオの3大会での感動的な経験と、様々なバックグラウンドをもつ人々との出会いを紹介しました。さらに、(日本では誤解されがちな)ボランティアの本来の意味や、来る2020年の東京大会の目標についても提言しました。3名の講演の詳しい内容は、後日、本学ホームページにて公開予定です。公開されましたら、こちらのブログでもお知らせいたしますので、ぜひご覧ください。

 本講座では、オリンピック・パラリンピックの歴史と現在の姿を、3名それぞれの視点から考察しました。受講者の方々からのアンケートの回答を拝見すると、満足度の高い内容だったことが伺え、一般の方々と大学関係者との間で有意義なひとときを共有することができました。また来年度以降も講演会を企画していきますので、今後もぜひご参加ください。


記・吉本真由美

画像イメージ佐々木氏の講演

画像イメージ深瀬氏の講演

画像イメージ西川氏の講演

画像イメージ3大会で西川氏が着用したユニフォーム