学生と共に推進する地域食育活動プログラム
実践女子短期大学 食物栄養学科
現代GP 「学生と共に推進する地域食育活動プログラム」
平成19年度文部科学省「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」に採択されました!!
本取り組みは、平成15年度から短期大学全学科を挙げて取り組んでいる地域連携活動の具体化の一つとして、短期大学の立地する日野市と学生・教職員が協働して、乳幼児や児童生徒から高齢者までの食農教育を積極的に推進するものです。
日野市および小中学校、農家との触れ合いの中で、学生たちの栄養士や栄養教諭への職業意識が醸成される点も高く評価されました。
今後、さらに積極的な取り組みとともに教育的効果を上げることが期待されています。
プログラムの概要
本学科では、以前から学生及び教職員と日野市、小中学校等関係機関並びに地元農家等との連携による食に関する多様な地域活動を展開し、多くの成果を上げてきました。日野市は、日野市食育推進計画(仮称)を策定予定であることから、今後は、市内における関係諸機関において学生及び教職員の参画が期待されております。そこで、地域の乳幼児から高齢者に亘る各ライフステージの食に関する問題の解決を、学生と教職員が関係機関との協働により目指すものです。また、本学科では、栄養士及び栄養教諭の養成を行っていることから、学生にとっては、地域貢献という貴重な経験と卒業後に栄養士あるいは栄養教諭として活躍するための実務能力の育成という両面が期待されます。本取組は、創意工夫により地域社会を教育の場とする新たな実学教育の出発点と考えることができます。
活動内容
以下の活動を通じて、取り組みを更に充実・発展させ、本学の教育目的である「実学尊重」「自立した女性」「社会貢献」に即した人材養成機能の強化を図ることが、本補助事業の内容です。
乳幼児に対する食育支援
実践ふれあいサロン、子ども家庭支援センターでの活動、食育ぬりえ
ふれあいサロン
親子で学べる食育講座
食育ぬりえ
児童生徒に対する食育支援
学校給食時並びに家庭科等の授業における食育、中学校テーブルマナー教室支援
ランチルーム
中学校マナー教室
土曜のひろば
成人、高齢者に対する食育支援
食育講演会の開催、野菜を使ったメニューの配布
健康フェア
高齢者食育支援
新町交流センター
2009.10.25
食育講演会
「日本人の食事摂取基準[2010年版]の活用」について、講演会を開催しました。田中弘之先生(東京家政学院大学教授 元厚生労働省 健康局生活習慣病対策室 栄養・食育指導官)を講師にお招きし、食事摂取基準の考え方や改定のポイントについてのお話をいただきました。
食文化継承のための活動
伝統的な食に関する情報収集、産官学連携のイベントの開催
NHKふるさとの食ニッポンの食
収穫祭(餅つき)
地域における食育活動
学童農園、日野産大豆プロジェクトへの参画、地場産野菜の活用
学童農園
日野産大豆プロジェクト1
日野産大豆プロジェクト2
食品開発、食育プログラム先進事例の調査
地場産野菜を活用した食品開発等
桜湯、桜餅
飾り巻きずし
地場産野菜を使った調理
食育リーダー育成支援
地域の職場で働く栄養士や栄養教諭と学生・教職員の交流を深める
ひのっ子日野人
食育ファーム1
ひのっ子日野人
食育ファーム2
学生による授業発表
食育講演会
食育を通した国際交流
地域の外国人とともに作る外国料理教室の開催
英語でクッキング
桜の塩漬け講習会
現代GPとは?
GPとは、Good Practiceの略称で「優れた教育実践」のことです。文部科学省が、全国の大学、短大、高専から申請されたプログラムの中から「現代的ニーズに対応した優れた教育実践」を選び、3ヶ年にわたって財政支援を行います。
平成19年度の「現代GP」には、600件の申請があり、119件が採択されました。
問い合わせ先
実践女子短期大学
〒191-0016 東京都日野市神明1-13-1 【TEL】042(584)5000(代表)