国文学専攻
国文学専攻とは
国文学専攻(博士前期課程/博士後期課程)
日本文学の各時代・分野をほぼ網羅するほか、日本語学、日本語教育、古代中国思想史の専門家も揃えています。本学は1999年に 創立100周年を迎え、この間に集めた豊富な図書が自慢ですが、国文学関係では、特に山岸文庫・黒川文庫が著名で、両文庫には学外からも研究者が閲覧に来るほど貴重な古典籍が含まれています。国文学専攻の大学院には、修士課程だけでなく、博士課程まであるので、みなさんが博士になるのも夢ではありません。成蹊大学大学院、中央大学大学院との単位互換制度もあります。
研究・修士論文・博士論文について
国文学専攻には、上代から現代に至る日本文学、日本語学、日本語教育、中国文学(漢文学)の広い学問分野にわたる授業科目が開設されています。そして、それらすべての分野に、研究の最前線で活躍中の専任スタッフを擁しているので、学生は自らの研究テーマに応じて、必要なときはいつでも適切な指導を受けることができます。博士前期課程(2年)では、高度な学識を養い、研究能力を高めるべく、指導教員の下で研究に勤しみ、その成果として修士論文を作成します。博士後期課程(3年)では、研究者としての自立を目ざして、研究を深化・発展させ、その成果として博士論文を作成します。
また、実践国文学会機関誌として『実践国文学』が年2回発行されているので、自らの研究成果を論文として広く世に問うことができます。その他、成蹊大学大学院、中央大学大学院との単位互換制度もあります。
論文テーマ
- 慣用句出現形の制約に関する研究
- 動詞連用形名詞の分類に関する研究
- 泉鏡花作品論——赤を中心に
- 文法化の観点から見た接頭辞の研究—
—「大(おお)—」「小(こ)—」「手(て)—」を例にして— - 宮沢賢治と女性——賢治童話にあらわれる女性像を中心に——
- 『あ・うん』と『幸福』に見る日常へのアプローチ
※各教員の専攻については教員ページをご覧ください。