わくわく授業紹介
健康運動実習a
生活科学部 生活文化学科 准教授
島﨑 あかね 先生
共通教育科目の健康スポーツ科目分野には、数多くの実技授業が開講されています。私が担当している「健康運動実習a」は、『健康的な生活を送るために必要な運動を行うことにより、健康や体力の回復、保持、増進を目指す』ことを目的としています。授業内容としては、高等学校までの体育で1度は経験しているバレーボールを通して、生涯にわたる健康づくりの基礎を習得するとともに、スポーツや運動といった身体活動が心身の健康維持に果たす役割について体験的に学びます。
バレーボールはテレビ中継なども多く身近なスポーツではありますが、実際に行うと「ボールが怖い」「突き指しそう」といった恐怖心を持つ人もいます。そこでこの授業では、最初にソフトバレーボールという柔らかいボールを使って、基本技術とバレーボールの楽しさを覚えます。そして、「仲間と1つのボールを繋いで、相手コートに返球する」ことを通して恐怖心を克服しながら、バレーボールの技術を習得します。ただ技術の習得や向上 だけを目的にするのではなく、共通教育科目の最大の特徴である、他学科の仲間と協力し合うことやスポーツを通じてルールやマナーを学ぶことも心掛けています。