ちょっと気になる!就職NEWS
内定した先輩から一言!コーナー

河合 礼子
大学・文学部 英文学科 4年
【内定先】業界:航空 職種:客室乗務職
私は3 年生の秋頃から業界を問わずインターンシップや企業研究会に積極的に参加しました。様々な業界を見ながら、同時に自己分析をすることで、自分が本当にやりたいことを見つめ直すことができ、かねてから興味のあった航空業界を目指す決意を固めました。
方向性を見定めたうえで業界研究や企業研究を進めていくことができ、中でも企業研究に一番力を入れました。私の経験から、自己分析、業界研究、企業研究の順に進めていくのをお勧めします。また筆記試験の対策も、早めに取り組むことをお勧めします。エントリーシートや面接、会社説明会と並行して勉強を行うのでは、時間が充分にとれず苦労します。エントリーシートについては正解が無く突き詰めるとキリがないため、時間に余裕をもって作成してください。また、客観的な視点で確認することが大切だと思います。私はキャリア・生活支援課の方や先生方に添削をしていただいたり、両親、友人からアドバイスを貰いました。
面接は素直な心で臨むことが大切です。私の第一志望の企業は英語面接がありました。英語に対して苦手意識がありましたが、入念な準備のおかげもあり、素直な心で臨むことができました。その結果、内々定を頂くことができました。
皆さんにとって、就職活動は「大変そう」といったイメージがあると思います。自分と周りを比較して焦ったり、将来への不安が盛り沢山だと思います。しか
し、不安が生まれるのは自分の将来を見つけようと努力しているからだと思います。就職活動は皆さんが想像している以上に楽しいです。普段接することのない社会人の方との出会いや発見を楽しみながら、就職活動を乗り切ってください。企業に対しても自分の気持ちに嘘をつかず、ありのままの自分を見せてください。何よりも自分に自信を持つことが大切です。皆さんの就職活動を応援しています。

遠藤 咲良
大学・生活科学部 食生活科学科 4年
【内定先】業界:官公庁(地方公務員) 職種:事務職
私が公務員の行政職を志した理由は、大学の講義で子どもの貧困問題について学んだことや、病院実習の経験で、社会の問題が複雑かつ多様であることを知ったためです。これらの問題を解決することに携わりたいと考え、より幅広い業務に関わることのできる行政職への受験を決意しました。
公務員試験の勉強は3年生の夏から本格的に始めましたが、大学の講義や課題との両立が本当に大変でした。また、病院実習に行った際は、2週間勉強が完全にストップしてしまい非常に焦りました。他の受験生と比べ勉強時間が取れないのは仕方ないと割り切り、その分集中できる時は集中する、とメリハリをつけて勉強することを心がけました。
3月からは民間企業の就職活動も並行して行ったので、毎日が時間との戦いでした。しかし、就職活動も経験したことで視野が広がり、その上で納得して公務員試験を受験できたので、併願して良かったと思っています。面接の場数を踏むことができたのも大きなメリットだと感じました。
栄養士を目指して就職活動をする周囲との温度差を感じ、一人で抱え込んで辛くなってしまう時もありましたが、そんな時は、理解のある友達と食事に行ったり、一日何もしない休息日を作ったりしました。長い就職活動、リフレッシュすることも大事です。
学部や資格に囚われすぎず、自分が本当にやりたいこと・実現したいことを大切に、就職活動を頑張ってください!!

立花 和祈
大学・人間社会学部 現代社会学科 4年
【内定先】業界:事務機器 職種:総合職
就職活動を始めるとき、漠然とした不安が自分の中にありました。何から始めたらいいかもわからず、自分のやりたいことも曖昧で、就職活動に対してネガティブなイメージを持っていました。その時に私が相談したのが大学のキャリア・生活支援課でした。キャリア・生活支援課の方と話をしているうちに、自分のやりたいことや就職活動において譲れない条件などが明確になり、それをもとに業界や企業を調べ始めることができました。
世の中には多くの企業があります。最初はあまり興味のない業界や企業でも、企業説明会で話をきいたり実際に働いている社員の方と話をしたりすることで、新しい発見があったり、興味を持つことが多くありました。
インターネット上で簡単に情報が手に入る時代ではありますが、就職活動は実際に自分の足で動くことが大切だと思います。そして同時に、その場所で自分が感じたことを記録しておくことも重要だと感じました。
また私は、就職活動において特に面接の対策を入念にしました。就職活動では限られている面接時間の中で、いかに自分のことを伝えられるかが大切です。同じ内容を伝えるにしても、伝え方次第で面接官への伝わり方が違うと思ったので、キャリア・生活支援課を積極的に利用して面接の練習をしました。面接練習は、たくさん練習をすることで不安が小さくなるだけではなく、自分一人では気が付かないことへのフィードバックやアドバイスをいただき、とても役立ちました。
就職活動はあくまで自分ひとりでの活動ですが、周囲からのアドバイスを受けることも効果的だと思います。一人で考え込まずに周囲の力も借りて自分を見つめ直し、後悔のない就職活動にしてください。就職活動は時に辛いこともありますが、必ず自分を成長させてくれます。皆さんの就職活動を応援しています。

中峯 明恵
短期大学部・英語コミュニケーション学科 2年
【内定先】業界:金融 職種:一般職
私は就職活動を始める前は、憧れだけで就きたい仕事を決めていました。しかし、実際に会社説明会に参加してみると、自分が想像していたのとは違う印象を感じる会社が多いことに気づきました。そこで、少しでも気になる会社を見つけたら、積極的に説明会に参加するようにしました。様々な会社を知ることで、自分が就きたいと思っていた仕事ではなくても、自分に合っていると思える仕事を見つけられるようになっていきました。
私が就職活動の中で一番苦労したのはエントリーシートの作成です。自分の長所や短所、趣味や特技など、改めて考えてみるとなかなか頭に浮かばず、何度も書き直しました。就職活動の早い段階で企業研究を行うのと同時に、自分自身についても振り返り、自己分析をしっかりしておくことが大切だと思います。
また、会社によって採用面接の仕方は全く違いますが、私が面接を受けた会社の多くが集団面接を行っていました。他の就職活動生の話を聞いていると、自信を無くしてしまいそうになることがありました。しかし、話の内容も大切ですが、話している私たちの姿勢や態度を面接官は見ています。自分自身をアピールするうえでは、話の内容だけでなく、話しているときの私たちの印象も大切です。基本的なことですが、面接では笑顔を忘れずに、ハキハキと大きな声で話し、他の就職活動生の話もしっかり聞くよう心がけましょう。
就職活動は本当に大変です。しかし、その分自分の成長を感じられるものだと思います。自分の将来について、ここまで真剣に考える機会はないので、これから就職活動を始める皆さんは、これからの自分自身のためにたくさん悩んで、色々なことに挑戦してほしいです。
周囲の就職活動状況など、少しずつ気になってくると思いますが、人それぞれ自分に合ったペースがあるので、焦らずに自分のペースで頑張ってください。