駐日ベルギー王国大使が日野キャンパスに来校。「Women in Politics」をテーマに講演(7/15)
本学が推進するグローバルキャンパス形成の一環として、7月8日から15日まで、ベルギーの文化や社会への理解を深める「ベルギーWeek」を日野・渋谷両キャンパスで開催しました。最終日の7月15日には、アントワン・エヴラー駐日ベルギー王国大使が日野キャンパスを訪れ、在学生・教職員約200名を対象に「Women in Politics(女性の政治参画)」をテーマに講演したほか、今年7月に新たに設置されたグローバルラウンジを視察し、学生と交流しました。
「ベルギーWeek」を渋谷・日野の両キャンパスで開催
学生の異文化理解やグローバルマインドの醸成を図るとともに、海外留学や海外渡航の機会がない学生にも、学内にいながら海外の文化・社会・価値観に触れてもらおうと、ベルギー王国大使館の協力のもと「ベルギーWeek」を開催しました。
期間中は、渋谷・日野両キャンパスで、ベルギーに関する展示や映画上映、講演会など、さまざまな企画を実施。学生食堂や学内のコンビニエンスストアとも連携し、関連商品の販売コーナーにベルギーWeekを紹介するPOPを掲示するなど、普段の大学生活の中でベルギーの文化や社会に触れられる企画を展開しました。
「Women in Politics」ベルギーの経験から考える女性の政治参画
7月15日、エヴラー駐日ベルギー王国大使が日野キャンパスを訪れ、学長への表敬訪問後、在学生・教職員約200名を対象に「Women in Politics」をテーマに講演しました。
講演は全編英語で行われました。エヴラー駐日ベルギー王国大使は、2026年が日本とベルギーの外交関係樹立160周年にあたることに触れたうえで、ベルギーにおけるジェンダー平等や女性の政治参画について説明しました。男女が平等に社会へ参加することの重要性に加え、女性が政治や社会の意思決定に参画することは、女性だけでなく、男性を含む社会全体にも良い影響をもたらすとの考えを紹介しました。
また、ベルギーで女性の政治参画を後押ししてきた取り組みを紹介するとともに、制度の整備だけでは解消できない課題にも言及。家事や子育てとの両立、社会に残る固定観念などを挙げながら、女性が政治に参画しやすい環境を整えていくことの大切さを伝えました。
講演後の質疑応答も英語で行われ、学生からは、宗教や文化とジェンダー平等の関係、ベルギーでのキャリア、仕事と子育てを取り巻く環境などについて質問が寄せられました。エヴラー駐日ベルギー王国大使はベルギーの状況や自身の経験を交えながら一つひとつの質問に回答。学生たちは大使との意見交換を通して、ジェンダー平等や女性の社会参画について理解を深めました。
グローバルラウンジを視察、学生と交流
講演後、エヴラー駐日ベルギー王国大使は今年7月に新たに設置された日野キャンパスのグローバルラウンジを訪れ、ベルギーに関する展示を視察し、グローバルラウンジの企画・設置に携わった学生たちと交流しました。
講演を通じてベルギーの社会や価値観について学び、さらに大使と直接言葉を交わした今回の経験は、学生が海外をより身近に感じ、多様な価値観や文化への理解を深める機会となりました。
本学では、10月にも「オランダWeek」の開催を予定しています。今後も、学生が学内にいながらさまざまな国の文化や社会に触れ、海外への関心や国際的な視野を広げられる取り組みを展開し、学内における国際交流機会のさらなる充実を図っていきます。
【グローバルラウンジの企画・設置に携わった学生のコメント】
- 以前からグローバルな活動に関心があり、4年生になった今、最後にもう一度キャンパスで新しい経験をしたいと思い、グローバルラウンジの立ち上げに参加しました。大使の講演を聞き、ベルギーにおけるジェンダー平等や女性の政治参画について知ることができ、新たな学びにつながりました。
- 大学入学後に英語を学び始め、海外の方と関わる楽しさを感じるようになりました。大学に貢献しながら自分自身の視野を広げ、さまざまなことに挑戦したいと思い、グローバルラウンジの立ち上げに参加しました。講演後の質疑応答で大使に質問した際、回答の中で語られた「Equality equal Equality」という短い言葉が、強く印象に残りました。
- 入学当初からグローバルな活動に関心があり、海外留学をはじめ、これまで自分が経験してきたことを、誰かが新たな一歩を踏み出すきっかけにつなげたいと思い、グローバルラウンジの立ち上げに参加しました。大使の講演で「女性の参加が男性にも恩恵をもたらす」という考えを聞き、なぜジェンダー平等が必要なのかを改めて考える機会になりました。
- 4月に渋谷キャンパスで開催した「グローバルフェスティバル」への参加後、この活動に声をかけていただき、友人に背中を押してもらったことをきっかけに、グローバルラウンジの立ち上げに参加しました。授業でデザインの歴史を学ぶ中で、国によってデザインに対する考え方や捉え方が異なることを知り、その違いに面白さを感じました。そこから海外の文化にも興味を持つようになり、自分でも調べていく中で視野が広がりました。今回の活動を通してベルギーの歴史についても学び、海外の文化や社会への関心がさらに深まりました。
学生によるベルギーWeekにむけた展示準備の様子








