山本 浩貴 (文学部美学美術史学科准教授)
(欧米と東アジアを中心とする現代美術史。特に社会・政治的な芸術実践について。)
『地域芸術祭とは何か』
出版社:平凡社新書(2026年7月)
大地の芸術祭、瀬戸内国際芸術祭をはじめ、日本では大小さまざまな地域芸術祭が開催され、多くの観光客がアート鑑賞を目的に全国各地を訪れている。地域活性化につながるとの肯定的な評価が与えられる一方、そのあり方への批判やリスクの指摘もなされてきた。
本書では地域芸術祭の歴史をたどるとともに、地域芸術祭をめぐるさまざまな議論を整理した上で、これからの地域芸術祭の課題と可能性を多角的な視点から考える。
■著者より
現代アートと深く関わっていながら、これまで美術史や文化研究の領域であまり扱われてこなかった「地域芸術祭」をテーマにした新書です。文化人類学、文化政策、地域研究、社会学など、さまざまな領域の知見を活用しながら、地域芸術祭を「批判的に」問い直すことを目指しました。新書ということで、なるべくわかりやすく、かつ前提知識を要求しない著書に仕上げました。学生のみなさんにも、ぜひ読んでもらいたいです。
■目次
はじめに 地域芸術祭を「批判的に」考える
第1章 芸術祭とは何か
第2章 地域芸術祭の歴史
第3章 地域芸術祭をめぐる議論
第4章 地域芸術祭の可能性
第5章 地域芸術祭の課題
おわりに








