英文学科諏訪ゼミ
<指導教員>諏訪 友亮
<発表日時>2023年10月7、8日
<発表場所>常磐祭(渋谷)、ゼミホームページ
1. ゼミ生が英文学、映画研究、ポピュラー音楽研究、LGBTQ研究に関する卒業研究プロジェクト(中間発
表、ポスター発表、卒業論文の執筆)の完成を目指します。
代表的なテーマは以下の通りです。
・SF映画における時間操作、共生
・アイルランド映画に表れる紛争、宗教対立、貧困
・ビートルズとイギリスの階級
・「ハリー・ポッター」シリーズにおける同性愛表象とその論争
2. 9月のゼミ合宿で中間発表を行い、ゼミ生で相互に進捗を確認し批評をします。
3. 卒業研究のパネルを作成し、学外のオーディエンスに向けて発表します。
News
2023年度
①ポスター発表:箱根仙石原実習所で行った夏合宿の参加者10名を中心に、卒業研究プロジェクトの中間発表をポスターで行った。
各人の発表内容については以下の通りである。
• トランスジェンダーが生み出した悲劇と変化
• ミュージカル映画『ウェスト・サイド物語』~その影響力と社会的重要性~
• ダブリンという街と音楽
• ハリー・ポッターから見るイギリス社会
• 映画『Cruella』から考えるイギリスパンクムーブメント
• 北アイルランド紛争とアイルランド映画
• クリストファー・ノーランの映画作品~SF映画と映画内に登場する時間操作について~
• 映画「ファンタスティック・ビースト」シリーズにおける同性愛の表現とイギリスの同性愛の歴史的背景との関係
• 21世紀イギリス映画に映し出された現代社会~映画『未来を花束にして』と第4波フェミニズム運動の比較~
• ビートルズと若者文化
中間発表ということもあり細部まで詰めきれない部分もあったが、12月に提出する卒論の良い準備になった。また、下記の優秀卒論集への投稿者のうち、4名中3名が中間発表を行った学生であり、活動活性化費による支援が、質の高い卒業論文に結びついたと言える。ただし、パネルのQRコードで受け付けたアンケートには1件の応募もなく、常磐祭のプログラムにも掲載されないなど、インパクトの面では大きな課題が残った。
②優秀卒論集(電子版):当初の計画にはなかったが、今年度は特に優れた卒論が多く、急遽ゼミ教員が優秀論文を選び、諏訪ゼミのホームページ https://www.jissen.ac.jp/learning/bungaku/english/seminar/suwa.htmlで公開することになった。2月に編集・校正を行い、3月に公表予定である。