地域・環境経営ゼミ
<指導教員>倉持 一
<発表日時>2023年11月11日~12日
<発表場所>日野常磐祭
本ゼミは、地域活性化や環境問題に関して、営利追求を主な存在理由とする企業という組織体が、いかなる貢献をなしうるか、あるいは貢献すべきかなどを、企業や地域の人々と協働で探究しています。今年度は、従来の活動に加えて、①千葉県匝瑳市で、大手アウトドア用品メーカーのパタゴニアなどと協働でソーラーシェアリング事業に取り組む「市民エネルギーちば」の取組みに関する研究、②地域活性化の起爆剤としての「道の駅」事業のモデルケースと称される「川場田園プラザ」の取組みに関する研究を、展開したいと考えています。
こうした取組みを現地で実際に視察するとともに、現場で汗を流す関係者からの説明の拝聴や意見交換を行うことで、学内での学習だけにとどまらない、幅広い学びが可能になると考えています。
NEWS
2023年度

地域・環境ゼミがフィールドワークの場としている山形県酒田市を訪問し、人口減少の中で地域をいかにサステナブルなものとするかを中心テーマとして、現地で奮闘する企業の方々と交流してきた。また、その他にも、茨城県にある積水ハウスの環境工場の視察や、群馬県の道の駅川場の視察などを通じて、企業が事業活動を通じて地域の活性化や環境問題の改善に努力する様子を学んだ。
その内容を、ゼミのグループワークとして展開し、各グループがゼミ活動で得た学びをポスター化し、日野常磐祭で発表した。
それに加えて、今年度は、山形県酒田市の4つの企業と連携し、地域活性化の一環として、まだ首都圏では知られていない地元の名産品などを、地元をPRする宣材を同封し販売した。これは非常に好評で、初日の午前中に売り切れる商品が出るなど、好評であった。