金融ウエルビーイングの実現経路解明のための量的研究
<指導教員>髙橋 桂子
<発表日時>
① 2025年1月25日
② 2024年11月23-24日
③ 2025年3月10日
<発表場所>
① 生活文化学科卒業論文発表会
② 常盤祭日野キャンパス
③ 実践女子大学スタートアップデータソン 2024
3年時にHADやSPSSを用いて量的分析の手法に馴染むことは、卒業研究を進める上で重要である。3年ゼミ生を中心に「金融ウエルビーイング」をテーマとした量的研究を行う。
金融ウエルビーイングの実現経路を考えるとき、貯蓄額といった数字で把握できる情報に加え、貯蓄・負債を含む金銭管理の満足度、主観的な不安・不確かさ(financial threat)といった心理変数に着目する必要がある。渡辺・沼田(2023)による日本語版経済的「驚異」尺度、神谷(2020)による「金融自己効力感」尺度などを用いた量的研究を異なる対象について実施し、金融ウエルビーイングの実現経路を解明する。まず、大学生を対象にした調査をGoogle Formで実施する。その結果を踏まえた上で設問を厳選して20~69歳男女を対象としてインターネット会社に委託する。Freeasyは100人単位の調査では極めて安価に出来るのでこれを使用する。研究成果はポスターにして常盤祭で展示する。
News
2024年度
① 貯蓄だけでなく、積極的に投資活動を行うことで、金融ウエルビーイングという選択肢もある。30 代大卒未婚で首都圏在住正社員の 200 人を対象に調査を行った。投資経験者が 2 割以上ある NISA,投資信託などを対象に二項ロジスティック回帰分析で投資活動に与える影響を検討したところ、借入・返済に関する知識が高いと有意に投資に参加する、という結果を得た。
② 大学生たちは、どのくらいの基礎的な計算力&経済知識を持っているだろうか。全国大学生 200 人を対象にインターネット調査を実施した。調査項目は為替(円高円安)、割引や%、インフレなどである。
③ 金融ウエルビーイングを実現するその他の選択肢は、自身が働き、高い収入を得ることである。そのためには昇進することが大前提になる。世論調査などでは女性は昇進意欲が低い、会社側は女性は昇進意欲が感じられない、といった結果がいわれている。
世論的にはそれが蔓延しているが、本当だろうか。この点を確認するために大学生を対象に調査を行い、これをテーマにスタートアップデーターソンに挑戦した。後期終了後に着手したこともあり、荒削りの印象は拭えなかったが、学生たちの健闘もあり、優秀賞に輝いた。







