地域・生活文化研究室
<指導教員>須賀 由紀子
<発表日時>2024年10月12日/2024年11月9・10日
<発表場所>日野市カワセミハウス/日野市産業まつり
現代生活学科須賀ゼミナールでは、日々の暮らしの豊かさを考え多世代にわたって人々が交流することで、地域との関わりを大切に、深めていくことを目的とし、日野市内を中心に様々な地域活動を行っている。今年度のゼミの取り組みとして、「環境」と「コミュニティ」のテーマを重ね合わせた地域活動のプロジェクトを推進する。これからの暮らしの豊かさのためには、環境に配慮した暮らし方が必要であり、また環境配慮社会づくりのためには、地域のコミュニティがつながっていることが大切だからである。取り組みの中では、サステナビリティに関する活動を行う企業との連携も検討する。
今年度の活動は、須賀ゼミが実行委員会の中心を担う日野市立カワセミハウスのオクトーバーフェスト(2024年10月12日開催)のプログラム内容などに活かし、常磐祭で活動紹介のパネル展示など行う。最終的にゼミナール活動成果報告書にまとめ、プロジェクト発表会を開催する。
News
2024年度
本年度は、「環境」と「地域」を重ね合わせたゼミ活動をテーマとした。具体的には、日本紙通商(日本製紙グループ)と日野市との連携をはかり、イベントにおける紙コップの回収、紙コップの資源化についてのパネル展示とワークショップ運営を、10月のオクトーバーフェストおよび11月の第58回日野市産業まつりで行った。(産業まつりの様子はNHK首都圏ニュースの中で紹介された)
紙コップ回収
飲食ブースにおいて、プラ容器ではなく紙コップでの提供を行った。使用済み紙コップを、綺麗に洗浄していただき回収を行った。今までは完全に捨てられているものとなっていたが、こうして集まった紙コップがまた新たな資源になる“資源循環”を実現した。
アップサイクル商品のワークショップ・販売
使用済み飲料用容器からリサイクルした古紙配合紙糸によるハンカチタオルを使用してのワークショップを行った。地域・生活文化ゼミの「くらし工房」のコンテンツを活用し、絵の具を使いオリジナルのハンカチを作る絵付け体験のワークショップを行った。布とは違った触り心地を感じてもらいながら、楽しんでワークショップを行っていただけた。ワークショップに参加されない方にも紙糸ハンカチの魅力をお伝え出来ないかと考え、ハンカチ単体での販売も行った。紙糸の特徴である「軽い・吸水性・速乾性」などお伝えし、展示品と合わせて紹介を行った。
パネル展示
パネル展示では、目で見て簡潔にわかるものや、もっと詳しく伝えたいことを中心にパネルを展示した。紙コップ回収の意味や紙コップの洗浄方法を簡潔に展示したことで見やすく伝わった。また、回収した紙コップが紙糸になるまでの資源循環や、取り組まれている理由などのQ&Aのパネルを展示し、より詳しくリサイクルの意味を伝えた。特に紙糸になるまでの過程パネルは、口頭での説明には限界のある機械の説明や工程を、写真を通して地域の方に説明することができたので、リサイクルの過程を説明する上でより理解していただけたパネルであった。
まとめ
学生自身が主体となって、現在の環境問題を「じぶんごと」化し、地域活動を進めていったことによって、日野市を動かす結果となり、企業の活動と行政を結ぶことができた。
アップサイクル製品の展開に期待する声をいただいたことから、生活者として環境について学ぶ学生としての視点で、環境配慮したアップサイクル製品の提案が実現されることを期待したい。







