「やさしい日本語」による渋谷周辺のスポット紹介
<指導教員>大塚 みさ
<発表日時>2024年 10月5日
<発表場所>実践女子大学 渋谷キャンパス
日ごろ日本語母語話者の大学生が楽しんでいることを同世代の外国人、そして異世代の日本母語話者とも共有することを目指し、「やさしい日本語」で情報発信するための研究活動を行う。
本ゼミは集英社の女性誌『MORE』の企画「やさしい日本語MOREで記事配信」(記事を「やさしい日本語」を用いて書き換え、同世代の日本語非母語話者にも読みやすい形で発信する企画)に参加している。これまでの「国内のおすすめスポットめぐり」を中心とした記事の書き換え作業を通して、特に味覚や視覚を中心とした五感に訴える表現や、日本語特有のオノマトペ(擬音語・擬態語等)を「やさしい日本語」を用いて分かりやすく伝えることの難しさともどかしさを痛感し、克服したいと試行錯誤を重ねてきた。ゼミ内でアンケートを重ねた結果、味覚・食感と、視覚・色彩の2点に焦点を絞り、取材を通してこれらを相手の心に届くやさしい日本語で表現することを目指す。
学外活動となる「取材」先は、渋谷・青山等大学周辺の店舗や街の景観を予定している。研究成果はパネルにまとめて常磐祭で発表するほか、e-book化して学外にも公開する。さらに常磐祭では「やさしい日本語」のワークショップを学生たちが担当し、その存在を広く知らせることも試みたい。
その他、昨年度から交流を進めている神田外語大学(千葉 幕張新都心)近隣の街紹介の作成を、先方の留学生とともに行う企画にも取り組む予定である。
News
2024年度
本ゼミでは、2024年4月より集英社の『MORE』と言う雑誌のWebサイトで全国のおすすめスポットを紹介している「MORE JAPAN」の記事を使用し、日本語を母語としない外国人や高齢者、子どもたちにも伝わりやすいように「やさしい日本語」で書き換えるプロジェクトに参加していました。雑誌の書き換えだけでなく、自分たちで考えた文章を「やさしい日本語」で表現することを目的に活動しました。
【活動について】
グループごとに計画を立て、7月の上旬に大学周辺(主に)で取材を行い、「やさしい日本語」で記事を作成しました。常磐祭を前にインターハイスクール生との交流会にて担当する「やさしい日本語」のミニゲームの練習を行い、反省を踏まえて常磐祭に臨みました。
常磐祭では教室に展示ブースを設け、取材を行った大学周辺のおすすめスポットの記事を拡大印刷したパネルをグループごとに展示し、『MORE』のWebサイト記事の書き換え体験や、オノマトペクイズ、やさしい日本語かるた、やさしい日本語3文クッキングなどのミニゲームブースも設置し、「やさしい日本語」を来場者に体験してもらえるようにしました。来場者一人ひとりに学生が「やさしい日本語」の説明を行い、おすすめスポットの展示パネルには「気に入った記事」に付箋を貼ってもらいました。
当日は多くの方がブースを訪れ、記事に目を通し、体験ブースにも足を運んでくださいました。「やさしい日本語」はあまり知られていなかったため、展示ブース内では「関心や興味を持った」「時に合わせて使えるようになりたいと感じた」などといった感想を多くいただきました。展示ブースを通して「やさしい日本語」に興味を持ってくださった方、少しでも使えるようになりたいと思ってくださった方が大勢いらっしゃったことを嬉しく思いました。子どもたちにもミニゲームを通して「やさしい日本語」に触れてもらい、「楽しかった」という感想をいただきました。
さらには、研究部門で実践桜会賞をいただくことができました。
常磐祭展示パネル(抜粋)
常磐祭の様子
アンケート結果
学園祭来場者の感想








