人間社会学部 社会デザイン学科 教授
林 篤裕(はやし あつひろ)
HAYASHI Atsuhiro
専門分野・専攻 | 計算機統計学、教育工学、高等教育論 |
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個人ホームページ | https://researchmap.jp/iceice |
教育研究情報 | 研究者情報データベースへのリンク |
最近の研究テーマ等
研究分野として3つの領域を挙げていますが、職場の異動に伴って新しいテーマに挑戦してきただけです。とは言え、これらは何れも根底に統計学が存在しおり共通しています。データのあるところに統計学ありということです。最近では教育データの分析・評価方法に関する研究を行っています。実データには何らかの理由で測定できなかった欠損値と呼ばれるデータが多く含まれており、それらをどのように取り扱って解釈するかを研究しています。他にも入試成績データと学内修学データをリンクさせた追跡調査分析や大学入試にまつわる諸問題に関する研究、また論理的記述力の育成に関する研究も行ってきました。
主な担当授業と概要
社会科学データ分析
調査や実験により得られたデータを分析する手法として多変量解析がある。社会調査士カリキュラムの一翼を担っている本授業では、これら手法の考え方から利用方法までを紹介し、実践的なスキルの習得を目指す。
課題解決プロセス応用
複雑に思える課題を解決するための対処方法を考える。本授業では「共感を得るプレゼンテーション」を例に、どのようなスキルから成り立っているかから、伝えることの背景にまで踏み込んで課題解決の道筋を考える。
趣味・特技
学生時代にアイスホッケーをやっていたことから、スキーを含めて滑ることが好きです。スピード感がたまりません。他にも飛行機を見ることやサイクリング、町歩き等いろいろとあり、「考えること」も趣味と言えると思います。
受験生へのメッセージ
高等学校と大学では「学びの形態」が全く異なります。入学すると今までに経験したことのない事項がドワドワと押し寄せてきますが、それらの刺激の中から興味を持った事項を主体的に拾い出して挑戦し、とことん突き詰めてくださればと思います。勉学に限らずクラブ活動でも留学でも選択肢は無限だと思います。「やりたいことを、やりたいときに、やりたいようにやれる」のが大学時代だと考えていますので、この利点を最大限活かした有意義な学生生活を楽しんください。