生活科学部 食生活科学科 准教授
松岡 康浩(まつおか やすひろ)
MATSUOKA Yasuhiro
研究室 | 日野キャンパス 本館261 |
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専門分野・専攻 | 食品産業学、食品開発、機能性食品 |
教育研究情報 | 研究者情報データベースへのリンク |
最近の研究テーマ等
・食品の開発研究(一般食品、健康食品、美容食品)
食品を開発するためには、だれに、どのような価値を、どのように伝えるかが重要です。ある事業を想定し、潜在ニーズを生理学、分析学、加工学などの手法で科学的に具現化する研究を行なっています。
・食の普及
近年注目されている「和食」や「地域特産食」を普及させるためには、どのような取り組みをすれば良いか、事例を検証して方法論を構築します。
主な担当授業と概要
食品開発論、フードマーケティング論
企業がどのように食品を開発しているのか、実例を交えて学びます。「フードマーケティング論」では、どのお客さまにどのような価値を提供するかを形にするための、マーケティングを企業の方に紹介していただきます。
食品機能論、食品学b
食品学および生理学に基づいた食品の機能について学びます。機能の根拠をどのように知るのか、学術論文を実際に読む演習を交えて考えてみます。
研究室・ゼミ紹介
食品産業全般の課題について広く、また深く研究していきます。例えば加工食品の商品開発がどのように行なわれているか、事業者が何を考え目指しているかを明らかにする中で、生活者にとっての食品のあり方を考えます。食品産業は社会情勢や政治経済情勢に影響されています。行政や法規制、国際情勢の変化に対する企業の取り組みを検討することで、農水産業を含めた食産業の発展のために何が必要かを考察していきます。市場調査、食品試作、官能評価などのマーケティングの手法を用いて実際に商品開発のプロセスを実施することや、成分分析、機能性評価などを行うことも可能です。将来、食関係の仕事についたときに、役立つ研究を行っていきます。
卒業論文題目
マーケティング調査に基づくスープの商品開発
日本食の冷凍食品による海外普及
非好立地条件のカフェが成功するための要因についての考察
女子大生を対象とした運動時の疲労軽減のためのスイーツの開発