生活科学部 生活文化学科 教授、大学教育研究センター副センター長
島崎 あかね(しまざき あかね)
SHIMAZAKI Akane
研究室 | 日野キャンパス 体育館206 |
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専門分野・専攻 | 運動生理学、環境共生学 |
教育研究情報 | 研究者情報データベースへのリンク |
最近の研究テーマ等
中高年齢者における生活習慣病の予防・改善と運動との関係について研究しています。日常生活の中に運動を取り入れ、健康的な生活を送るために必要となる身近な運動とその効果を検討するとともに、最近は運動を実施する環境として熱中症に関する分析・検討も行っています。また、子どもの体力や運動能力の低下も危惧されているため、年齢を問わず日常生活においてどのように運動習慣や身体を動かす遊びや活動を取り入れることができるかについての研究も行っています。
主な担当授業と概要
(共通教育科目)基礎スポーツ実習、健康運動実習、他
生涯にわたって健康的な生活を送ることができるよう、健康づくりに必要な運動の基礎を習得するとともに、身体を動かすことの楽しさ等を体験的に学びます。競技スポーツだけでなく、誰もが手軽にできるニュースポーツ・レクリエーションスポーツも取り入れています。
(学科専門科目)体育
私たちは乳幼児期から小学校にかけて多様な動きを体験しながら、基本的な動きや技能を身につけていきます。本授業では乳幼児期の「運動あそび」から小学校の「体育」への移行がスムーズに展開するように適切な運動指導の在り方を学びます。
研究室・ゼミ紹介
運動生理学研究室は2018年度から開講されたばかりのゼミで、2021年3月に第2期生が卒業します。生活心理専攻・幼児保育専攻に関わらず、「運動」「健康」「身体」といったキーワードと自分の興味関心あるテーマを組み合わせて、4年次の卒業論文に向けた資料収集や研究発表を行っています。時には、自らの「健康」「運動」を実感するために、スポーツを行うなど、活動的なゼミを目指しています。
卒業論文題目
・音楽聴取が気分とパフォーマンスに与える影響について
・歩行が与える身体的・精神的影響に関する研究
・大学生のパラスポーツの認知度、観戦率向上について
・幼児期の運動経験に着目した運動有能感の高低について
受験生へのメッセージ
携帯端末を使って手元でなんでも情報を手に入れられ、SNSなどを使って他者と繋がることができる時代ですが、ぜひ身体を動かし体験を通した情報収集を行い、そこから直接的な学びを深めてください。身体で覚えたことは一生の財産になるはずです。