生活科学部 生活文化学科 准教授
八木 孝憲(やぎ たかのり)
YAGI Takanori
専門分野・専攻 | 教育心理学・臨床心理学 |
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教育研究情報 | 研究者情報データベースへのリンク |
最近の研究テーマ等
近年取り組んでいる研究テーマは「喪失感」についてです。東日本大震災の頃から少しづつ注目されてきていますが、まだまだ国内での研究は進んでいるとは言えません。
例えば教育現場ではどのような「喪失」が考えられるでしょう。友達との別れ、お気に入りの文房具の紛失、大好きな先生の異動、みんなで飼育していた動物との死別、などなど、私たちは日常的に様々な喪失を経験しています。そういった喪失体験からいかにして心理的に回復していくのか、そのメカニズムを明らかにし、どのような支援あるいは仕組みが必要かを考えています。
主な担当授業と概要
教育・学校心理学
教育および学校心理学の基礎を学びます。教育心理学の理論、学校における心理的問題、カウンセリングの技法、学習者の多様性、などについて詳しく探求します。
(教職科目)(公認心理師指定科目)
臨床心理学
臨床心理学の基本理論、歴史、応用範囲を学びます。また、心理的問題や精神疾患に対する理解を深め、心理アセスメントや治療技法の基礎も学んでいます。加えて、実践的な課題やケーススタディを通じて理論を現場に活かす力を養うことを目標としています。
趣味・特技
登山、サッカー。基本的にはアウトドア全般かもしれません。
受験生へのメッセージ
「人生においてひとつも無駄な経験などない」です。あらゆることに興味関心を抱き、失敗を恐れずに、チャレンジし続ける姿勢を大切にしてください。素晴らしい学びの環境で皆さんをお待ちしています。