【アパレル管理・ファッションビジネス研究室】手捺染の奥田染工場を見学しました!
アパレル管理研究室とファッションビジネス研究室では、毎年、廃棄材料を利用したアップサイクル製品の制作を目的にした協働プロジェクトを生活環境セミナーの時間を利用して行っています。
その中で、毎年工場見学を実施しており、今年は八王子にある奥田染工場に行きました。
奥田染工場は、明治に創業され、八王子に移転し80年の老舗の染物工場で、ハンドシルクスクリーン(手捺染)を中心とした生地加工を行っています。
今回の工場見学では、手捺染で使用している一対の長さ25mの捺染台が見学でき、その長さに驚きました。
こちらの台に生地を張り、色付けをし、往復で1反プリントを完成させられるということで、1版につき1色使うので、何色使うかで用意する版の枚数が決まっていきます。
見学ではこの他に、古い織機、手動の編み機、組み紐機も観ることができ、さらに、凹凸感のある最新のシルクスクリーンや錆染めなど、トレンドの捺染布も紹介してもらいました。
数年前にリンベーションした展示室はとてもモダンでした。
見学の記念に、展示場の入口前で説明をして下さった大原麻実さんと一緒に集合写真も撮りました。