人間社会学科 3年

Q1.学部・学科を選んだ理由は？

高校生の頃から心理カウンセラーになりたいという思いがありました。ただ、心理学だけではなく、他の分野の学びも将来に役立つと考え、心理学部ではなく人間社会学部を志望しました。さまざまな視点から人や社会について学べる環境で得た知識が、将来カウンセラーになったときに役立つと考えています。

Q2.私の一週間は？

2年次前期時間割

1年次は心理学だけでなく経営・経済・社会学など幅広く学び、基礎力を養成。苦手分野にも挑戦し、自分の学びの幅を広げました。2年次からは心理学に絞り、専門性を深めています。

3年次後期時間割

公認心理師の資格取得に向けて、心理実習など実践的・体験的な授業を多く履修。現場の支援の様子を学びながら、自分の体験を通じて多くの発見を得ています。

Q3.おすすめの授業は？

心理学実験Ⅰ・Ⅱ

「心理学実験Ⅰ・Ⅱ」は、1年かけて心理学の基本的な実験や調査を体験しながら学ぶ授業です。前期では、先生が用意した実験をグループで行い、やり方や進め方を学びます。たとえば「提示された単語を覚える際、すぐに書き出す場合と、一度別の作業を挟んでから書き出す場合とで、記憶の再生に違いはあるのか？」といった内容で、結果を分析し、自分なりに考察します。後期には、学生同士で相談してテーマや方法を決め、自分たちで実験を計画・実施します。最初はデータを読み解くのが難しかったですが、回数を重ねるうちに少しずつコツがつかめてきて、「考える力がついてきたな」と感じられる授業でした。心理学に興味がある人におすすめです！

Q4.受験生へのメッセージ

人間社会学部の魅力は、「人間社会」という広いテーマを、ひとつの視点にとらわれず、多角的に学べるところです。特定の分野を狭く深く学ぶのではなく、幅広い分野を深く学べるのがポイントで、自分が興味のある分野に対して、別の視点から学ぶことでさらに理解を深めることができます。人間や社会について幅広い知識を身につけたい人や、まだ将来の目標がはっきりしていないけれど、いろいろな分野に触れてみたいという人にぴったりの学部だと思います。

※時間割等このページの掲載内容は、2025年取材当時のものです。
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