環境デザイン学科 一色ヒロタカ准教授が3年連続でグッドデザイン賞を受賞! 2026年度は2作品が受賞し、「ひゃくとわ」はベスト100にも選出されました
環境デザイン学科の一色ヒロタカ准教授が設計に携わった「ひゃくとわ」と「竹山団地プロジェクト(竹山団地研究所)」が、2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。さらに、「ひゃくとわ」は、受賞作品の中から特に優れた100件が選ばれる「グッドデザイン・ベスト100」にも選出されました。
一色先生が代表を務める株式会社irodoriとしては3年連続4度目の受賞、一色先生としては6度目の受賞です。
また「グッドデザイン・ベスト100」選出は、2024年度の「南三陸ワイナリー」に続く2度目の受賞となりました。
「ひゃくとわ」(グッドデザイン・ベスト100選出)
2026 グッドデザイン・ベスト100に選出された
「ひゃくとわ」
詳細はこちら(株式会社 irodori WEBサイト)
北海道東川町に建てられた「ひゃくとわ」は、「100年先まで永遠(とわ)に続く家」をコンセプトとした住宅です。かつて農家住宅として使われていた土地を受け継ぎ、敷地を自分たちだけで使うのではなく、これから地域に関わる人々にも開くことで、住まい手が変わりながら地域の暮らしや風景を未来へつないでいくことを目指しています。
審査委員による評価コメントは下記の通りです。
『自らの所有不動産を100パーセント専有せず、ほぼその半分をまだ見ぬ未来の住民に解放した提案である。敷地のある東川町は空港至近の立地に加え、さまざまな文化的な施策により町外からの来訪者が多いことで知られている。それはそもそも町の関係人口を増やすことによって町の活力を高める施策の成果であるが、このような住宅の形式を持つことは、住民票を移すまでには至らないが半住民的な暮らしを求める人々の潜在的なニーズにかなうものだろう。施主も含め将来は顔見知りの「のり代」を持ちながら住民は入れ替わっていくのだが、その半分ずつの入れ替わりという仕組みによって、コミュニティも有機的につながっていくことになる。新しい地域振興と居住形式の試みとして高く評価した。』
「竹山団地プロジェクト(竹山団地研究所)」
2026 グッドデザイン賞を受賞した
「竹山団地プロジェクト(竹山団地研究所)」
詳細はこちら(株式会社 irodori WEBサイト)
神奈川県横浜市の「竹山団地プロジェクト(竹山団地研究所)」は、高齢化などの課題を抱える団地において、大学やNPO法人、地域住民が連携し、新たな交流や活動の拠点を生み出す取り組みです。団地内の空き区画を活用して「セントラル」「エアラボ」「キッチン」の3つの研究所を整備。学生の学びやスポーツ活動、地域住民との交流など、多様な活動が生まれる場として活用されています。
審査委員による評価コメントは下記の通りです。
『少子高齢化が進む団地においては社会課題が山積みである。本プロジェクトのように地域の大学、NPO、自治会が連携して新たなコミュニティ形成と活性化を生み出そうという姿勢は、団地の課題を突破するアプローチとして大変ユニークで新しい視点をもたらす。 大学のサッカー部が核となっているという物語性によって強い個性が生じており、またデザインの面白さにもつながっている。大学が地域に関わるプロジェクトにおいては、一過性のイベントになってしまう心配が常に伴うが、本プロジェクトでは活動が活発な体育会系部活動と連携することで、その問題が解決されている点がプロジェクトデザインとして秀逸である。 本プロジェクトによって、団地の関係者がエンパワーされ、団地としての価値向上や空間更新も含めて、改革が展開していくことに期待をしたい。』
一色先生のコメント
光栄なことに、今回は2つのプロジェクトでグッドデザイン賞を受賞し、そのうち1つがグッドデザイン・ベスト100にも選出されたことを、大変嬉しく思います。何よりも、グッドデザイン賞の素晴らしさは、プロジェクトに関わったメンバー全員が評価され、その喜びやプロジェクトの価値をみんなで共有できることだと感じています。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞(Good Design Award) は、1957年に創設された日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨制度です。
製品や建築、ソフトウェア、活動、システムなど、形のある・ないを問わず、優れたデザインを通じて社会の質を高めることを目的としています。
毎年、国内外から数千件の応募があり、デザイン性だけでなく、社会的意義や持続可能性など多面的な観点から審査が行われています。
受賞作品には「Gマーク」が付与され、社会に広く紹介されます。







