環境デザイン学科 一色ヒロタカ准教授が「SLOW ART CENTER NAGOYA」で2025年度グッドデザイン賞を受賞しました
環境デザイン学部環境デザイン学科の一色ヒロタカ准教授が設計に携わった「SLOW ART CENTER NAGOYA」が、2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。
一色先生が代表を務める株式会社irodoriとしては2年連続2回目のグッドデザイン賞受賞、一色先生としては4回目のグッドデザイン賞受賞です。
2025 グッドデザイン賞を受賞した
「SLOW ART CENTER NAGOYA」
詳細はこちら(株式会社 irodori WEBサイト)


「SLOW ART CENTER NAGOYA」は、5〜10年程度の中期利用を前提とした、解体・再構築可能なリユース建築 をコンセプトとしています。
都市開発に伴い一時的に生まれる空地期間中でも、その土地の文化や営みを継承し続けるための「一時的な本設」という新たな考え方を提示しました。
このように、建築構法と利用プログラムを一体として提案する点が高く評価され、都市空間の暫定利用における新たなモデルとして注目されています。
展示情報
今回の受賞作品は、2025年度グッドデザイン賞の受賞作を紹介する展示会「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」 において展示されます。
■ 会期:2025年11月1日(土)〜11月5日(水)
■ 会場:東京ミッドタウン(東京都港区)
展示では「SLOW ART CENTER NAGOYA」のデザイン理念とともに、建築による地域との新しい関わり方を紹介します。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞(Good Design Award) は、1957年に創設された日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨制度です。
製品や建築、ソフトウェア、活動、システムなど、形のある・ないを問わず、優れたデザインを通じて社会の質を高めることを目的としています。
毎年、国内外から数千件の応募があり、デザイン性だけでなく、社会的意義や持続可能性など多面的な観点から審査が行われています。
受賞作品には「Gマーク」が付与され、社会に広く紹介されます。