標葉 靖子(人間社会学部社会デザイン学科教授)
(科学技術社会論/コミュニケーション・デザイン)
『つくって学ぶアクティブラーニング』
編者:東京大学教養教育高度化機構EX部門
出版社:東京大学出版会(2025年3月)
アクティブラーニングは、学生はただ講義を聴いているだけでなはなく、自分で思考し、それを議論や発表の場で表明することである。このとき、頭を働かせる方法はさまざまある。本書では、その方法として、「つくること」に焦点を当て、東大のアクティブラーニングの先端を示す。
■著者より
“つくって学ぶ”楽しさと奥深さが満載! 私は第3章で、ゲーム制作を取り入れたアクティブ・ラーニングについて紹介しています。
■目次
第1章 つくって学ぶアクティブラーニングのデザイン(中澤明子)
第2章 教材をつくるⅠ — 論文執筆ゼミナールにおけるルーブリック作成の事例(中村長史)
第3章 教材をつくるⅡ — シリアスゲームデザインの事例(標葉靖子)
第4章 教材をつくるⅢ:オープン教材 — デジタルリテラシーを学ぶための教材制作(重田勝介)
第5章 教材をつくるⅣ — オープンエデュケーションについて学べる教材制作の事例(中澤明子)
第6章 教材をつくるⅤ — 国際紛争ケースブックの事例(中村長史)
第7章 授業をつくるⅠ — SDGsを学べる授業案設計の事例(中村長史、中澤明子)
第8章 授業をつくるⅡ — 反転授業制作の事例(福山佑樹)
第9章 ワークショップをつくる(町支大祐)
第10章 座談会「つくって学ぶアクティブラーニング」のデザイン原則(中澤明子、中村長史、標葉靖子、重田勝介、福山佑樹、町支大祐)