標葉 靖子(人間社会学部社会デザイン学科教授)
(科学技術社会論/コミュニケーション・デザイン)
『専門書を読む—教員と学生でつくる10講座』
編者:吉田 文・濱中淳子・渡邉浩一
出版社:ミネルヴァ書房(2025年4月)
文章を読んで理解すること(させること)の難しさに改めて直面した学生の苦悩、教員の呻吟…。その結末は。
■著者より
第8講を担当しました。「いのち」に関わるテクノロジーをめぐるELSI(Ethical, Legal, and Social Issues)対話に挑んだ学生たちの奮闘ぶりを是非ご一読ください。
■目次
序 論 大学生と学術専門書 吉田 文
第Ⅰ部 古典に挑む 第1講 『イリアス』を読もう — 講義形式の授業での試み 堀川 宏
第2講 デューイ『民主主義と教育』上巻を読んだ — 哲学書から現代の教育を考える 吉田 文
第3講 フランケンシュタインとマルサス — 一般教育の2つのゼミでの読書 渡邉浩一
第Ⅱ部 理論を摑む
第4講 法学部新入生と『なぜ歴史を学ぶのか』を読む — 読解力向上の目標設定 八谷 舞
第5講 『独裁者のためのハンドブック』『多数決を疑う』をゼミで読んでみた — 質の高いディスカッションを目指して 藤田泰昌
第6講 自ら考える読書を目指して —『「働くこと」を思考する』を題材に 畔津憲司
第7講 輪読において討論を活発化させる仕掛けの探求 —『ソロモン 消費者行動論』を読む 齋藤朗宏
第Ⅲ部 社会に臨む
第8講 対話を通して思考の解像度を上げる —『はじめて学ぶ生命倫理』のグループ講読 標葉靖子
第9講 『女性の生きづらさとジェンダー』を読み、対話する — 埋もれた声に気付くための方法 荘島幸子
第10講 書評執筆は専門書理解を促進するか —『ルポ 教育困難校』『「つながり格差」が学力格差を生む』を読み込む 濱中淳子
ブックガイド——「大学生の読書」を考える18冊 渡邉浩一
《鼎談》読むことの楽しさを伝えられたか — 講読プロジェクトを終えて 吉田文×濱中淳子×渡邉浩一