「変形ユニット家具」を使用した先進的オフィス・ラボ空間の研究と検証
<指導教員>内藤 将俊
<活動日時>2023年11月10日~11月12日
<発表場所>展示発表
建築デザイン研究室では、先進的な作業環境(オフィス・ラボ空間)の研究を行います。
作業空間とプレゼンテーション空間の柔軟な融合方法をテーマとして、それを構成する「変形ユニット家具」等を以下に主眼をおいて設計した上で実際に製作し、学科学生が思い思いに使用することで、その成果を検証します。
・女子大生が自ら組み上げられるような生産性を有すること
・家具等を組み合わせることで柔軟に作業用・展示用空間に変化する「変形ユニット家具」とすること
・安価で短時間で製作できること
・構造的合理性を有すること
・女子大生が自ら容易に変形できること 等
News
2023年度

先進的な作業環境(オフィス・ラボ空間)の研究、およびそれに付随する家具等を以下に主眼をおいて設計した上で実際に製作し、組み立ての様子を発表(一般公開)いたしました。
(製作図:別添資料参照)
・女子大生が自ら組み上げられるような生産性を有すること
・家具等を組み合わせることで柔軟に作業用・展示用空間に変化する「変形ユニット家具」とすること
・安価で短時間で製作できること
・構造的合理性を有すること
・女子大生が自ら容易に変形できること 等
チェッカーフラッグのようなカラー木パネル付き木ルーバーを駆使することで、自在にプライバシー性をコントロールできるカラフルな空間となっています。はめ込まれた木ルーバーを回転して設置することで、A1パネル6枚分のプレゼンテーションボードと巨大な模型を展示することが可能となり、柔軟に展示空間へと変化する計画です。
ラボ組み立て部品としては、DIY素人女子が行う組立や解体に対する作業性と費用を考慮し、収納棚の棚板および隔板には厚さ15㎜の三六判ランバーコアを計8枚とデスク天板やチェッカーパネル、および棚の力板に厚さ2.4mmのシナベニヤを計12枚、さらには30×40×1950㎜の木角材を計100本の3種のみを使用し全体を組み立てています。
取り分け、チェッカーパネル付き木ルーバーは取り外し可能な組み立て式としており、反転して取り付けることで、容易に展示に変形できる構造です。