岩手県久慈市との連携
実践女子大学・実践女子大学短期大学部(学長:城島栄一郎(当時))と岩手県久慈市(市長:遠藤譲一)は、2019年2月28日(木)久慈市役所において、包括的な連携協力に関する協定を締結しました。
本学と岩手県久慈市とは、「まめぶ」と「お汁粉」を掛け合わせた「まめぶるこ」の商品開発が縁で連携を始め、東京で開催の「ふるさと甲子園」で本学学生が協力したことからその関係をさらに発展させることになりました。今後、互いの持つ資源を有効活用し、観光振興、産業活性化など、さまざまな分野において連携していきます。
連携協力項目
(1)教育に繋がる諸活動、共同事業、プロジェクト、共同研究等の実施・推進
(2)教育に繋がる諸活動、共同事業、プロジェクト、共同研究等に伴う関係者の交流
(3)甲及び乙の事業活動に係る課題解決に向けた相互の参画
(4)甲及び乙の事業活動に必要となる施設・会場等の提供
(5)その他、前条の目的を達成するために必要な事項
事業内容
2023年10月 岩手県久慈市の闘牛大会で、本学学生が開発したオリジナルグッズ第3弾を販売しました!
2022年10月 学生が久慈市の闘牛場で実践オリジナル開発グッズ第2弾を販売しました!
2022年8月 岩手県久慈市で本学「まめぶアンバサダー」の活動がスタート!
2021年10月 学生が久慈市の闘牛場で実践オリジナル開発の「マスク」「金平糖」を販売しました!
2019年11月 復興支援:久慈地域復興ボランティアに参加・久慈産食材を使用したレシピ提案
2019年11月、食生活科学科白尾美佳教授と学生2名(4年生)が台風19号の災害ボランティアで久慈市を訪れました。初めてボランティアに参加した学生達は、始めは戸惑っていたものの、被災者の自宅を訪れて想像以上の被害状況を目の当たりにしたことで意識が変わり、掃除や障子貼りを中心に懸命にボランティア活動に取り組みました。被災者の方々との交流を通じ、自らができることは何かと考え、多くの気付きと学びを得る体験となりました。
その他、久慈地域の活性化に繋がる食品提案を目的に、現地魚店での収穫魚の市場調査やスーパーマーケットでの食品販売状況・価格の調査も行いました。最終的に久慈地域の食材を使用した「ほうれん草のマドレーヌ」、「くるみのマドレーヌ」、「野田村塩のマドレーヌ」のレシピをまとめ、久慈市側に提案しました。
2019年8月 現地視察の経験を活かして「山ぶどうソース」のレシピを提案
2019年8月、食生活科学科松岡康浩准教授とゼミ生5名(4年生)が久慈市に赴き、現地の食産業を中心に視察しました。目的は、「食」をテーマとした連携提案です。
2泊3日の視察は水産業関係者との交流に始まり、山ぶどう工場・農場の見学、新岩手農業協同組合の方との意見交換、きのこ園の菌床しいたけハウス、バイオマス熱供給施設などを巡りました。自分たちでくるみを割り、小麦粉を捏ねて郷土料理の「まめぶ汁」作りも体験しました。現地での多くの経験を通じて久慈市の産業や文化への理解を深めました。
視察終了後、視察で得られた成果を基にゼミ内でグループワークや試食会を重ねて意見を出し合い、久慈市側に「山ぶどうソース」のレシピを提案しました。
2019年8月 実践生まれの「まめぶるこパン」、ふるさと甲子園で全国デビュー!
2019年5月 J-FESで久慈市PR!久慈市の郷土料理「まめぶ汁」を販売しました
5月11日(土)、12日(日)、本学園の120周年を記念したイベント「J-FES」が渋谷キャンパスで開催されました。本学連携先の久慈市の担当者の協力のもと「久慈市ブース」を出展し、学生が久慈市のPRに汗を流しました。
ブースでは、久慈市の郷土料理の「まめぶ汁」をはじめ、地場産の新鮮なほうれん草や米、南部煎餅などの販売を行い、老若男女問わず多くの来場者の皆様に久慈の味を楽しんでいただきました。遠藤久慈市長とほうれん草の妖精「緑のダイヤちゃん」も駆け付けてくださり、2日間、久慈市と本学で力を合わせてブースを盛り上げました。
お客様は久慈市を初めて知ったという方、テレビで見て知っているという方、出身が久慈市に近いという方など様々でしたが、老若男女皆様、「まめぶ汁」を味わいながら久慈地域の話に花を咲かせていました。多くの方に久慈市の魅力を知っていただくことができたイベントとなりました。