島﨑 あかね(生活科学部生活文化学科教授)
(運動生理学、環境共生学)
『保育内容「健康」と指導法』
編者:近喰 晴子・茗井 香保里
出版社:中央法規出版(2025年3月)
本書は、保育の現場で子どもたちの健やかな成長を支える保育士・保育教諭、そして未来の保育者を志す学生の皆様に向けて、保育内容「健康」に関する知識と実践的な指導法を分かりやすく解説することを目的に企画されました。
各章末には、学びを深めるための演習課題を設け、日々の保育実践や学びの中で活用いただけるよう工夫しています。本書を通して、「健康」という視点が、子どもたちの豊かな育ちを支える上でいかに重要であるかを理解し、自信をもって保育に取り組む一助となれば幸いです。
■著者より
第13章の「緊急時の備え」の執筆を担当しました。日常生活に潜むさまざまな危険から、子どもたちをどのように守ることができるのか、保育者を始めとする子どもを取り巻く周囲の大人が「危険」を把握し、「安全」を提供していくかなどについて、考えていくことができれば、と思っています。
■目次
第1章 領域「健康」とは
第2章 保育の基本
第3章 子どもの心身の発達
第4章 子どもの運動能力と遊び
第5章 食への関心と生活習慣
第6章 排泄習慣の自立
第7章 生活リズムの形成と睡眠
第8章 インクルーシブ保育と健康
第9章 遊びと健康
第10章 地域の資源を活用した活動
第11章 保育の安全と管理
第12章 指導計画
第13章 緊急時への備え
第14章 架け橋期の保育と健康
第15章 領域「健康」をめぐる現代的課題