論文探しのコツ~CiNiiから論文直接入手
レポート作成に必須の参考文献、みなさんはどのように収集していますか?
前号の機関リポジトリに続き、今号では国内最大学術データベースCiNiiを使って
論文を直接入手する方法をご紹介します。
覚えておくと文献収集がグンと楽になりますよ!
①【図書館ホームページトップ画面】
[データベース]のタブを選択し、目的別で[雑誌記事索引]を選びます。
②【データベース一覧】
③【CiNii検索画面】
CiNii Articlesをクリックするとこちらの画面に遷移します。複数のキーワードで
検索するときはキーワードの間にスペースを入れましょう。
[詳細検索]では、刊行物名や出版年等の項目を指定して検索することができます。
[本文あり]を選択すると直接アクセスできる論文のみに絞って検索可能です。
④【検索結果一覧、各アイコンについて】
論文によって表示されるアイコンは異なります。
以下でご紹介するものは論文に直接アクセスできるアイコンです。
見つけたらすかさずクリック!
大学等の研究機関が設置、運営しているデジタル・アーカイブのこと。
研究成果を無料でweb公開しています。
学内のみでなく自宅からでも無料で公開されている論文PDFにアクセスできます。
アクセス権限(*1)が学内に限定されている論文で表示されるアイコン。
学内のパソコンからなら論文PDFにアクセスできます。
ただしリモートアクセス(*2)でログインすれば自宅からでも閲覧可能です。
独立行政法人科学技術振興機構(JST)が運用しているシステムで、科学技術系論文を検索できる
データベースです。学外からもアクセス可能。
オンライン上の学術論文を提供しているデータベースとリンクしています。
現在、約7,700万の論文をカバーしています。
*1アクセス権限:データベースによって、学内でのみ利用可能、
学外利用可能のもの等利用環境が異なります。
データベース一覧のアクセス権限をご確認ください。
*2リモートアクセス:アクセス権限が学内限定のデータベースの検索、閲覧が自宅のパソコンやスマートフォンからでも可能になるシステム。
図書館ホームページトップ画面右下アイコンよりログインしてください。
上でご紹介したようなアイコンが表示されない論文は、他大学へ依頼する前に
[実践女子大学OPAC][実践女子大学契約電子ジャーナル検索]のアイコンをクリックして本学の所蔵を
確認してください。
論文探しのコツ、いかがでしたか?
論文を他大学等から取り寄せることもできますが、直接データベースで閲覧できたり、
プリントアウトできたら、とても便利ですね。
図書館ではみなさんの文献収集をバックアップします。
論文が見つけられない、見つかったけれど入手方法がわからない…など、困ったときは
レファレンスカウンターにご相談ください。いっしょに探しましょう。