高校生・大学生が新人アーティスト「MaRe」のプロモーションに挑戦 音楽業界のリアルな課題に取り組む「Jミッション」、最終プレゼンへ
大手レコード会社と連携し、新人アーティスト「MaRe」のプロモーション企画を考えるJミッションを実施しています。今回は夏休み期間を活用し、本学学生に加えて併設校の高校生4人も参加。高校生・大学生がチームとなり、音楽業界の実際の課題に取り組んでいます。
大手レコード会社の第一線で働くディレクター・石井浩之さんから直接アドバイスを受けながら、新人アーティストの魅力をどのように世の中へ届けるかを考えています。
8月にスタートしたプログラムは現在、中間発表まで終了。今後は、そこで得たフィードバックをもとに企画をさらにブラッシュアップし、9月9日の最終発表に臨みます。最終発表にはMaReさん本人も来校し、最終提案を行う予定です。
「新人アーティストをどう届ける?」音楽業界のリアルな課題に挑む
今回のJミッションの課題を発表するディレクター・石井さん
今回提示されたのは、新人アーティストのプロデュースやプロモーションを考えるという課題。参加者たちは、楽曲の認知拡大、ライブ・イベント、SNSマーケティング、ファンクラブなどを軸に、アイデアだけではなく、目標設定や実現可能性まで考慮した企画づくりに取り組んでいます。
今回プロモーションの対象となる新人アーティスト「MaRe」さんは、名古屋出身の20歳。SNSを通じて国内外に発信を続ける一方、日本国内でのさらなる認知拡大も課題の一つとなっています。参加者にとっても世代の近いアーティストだからこそ、自分たち自身の音楽との出会い方やSNSとの接し方もヒントにしながら企画を考えています。
SNS、楽曲、ライブ——6チームがそれぞれの視点から提案
8月25日に行われた中間発表では、6つのチームがそれぞれの企画をプレゼンしました。
SNSごとの特徴を生かしたプロモーション、ファンから言葉や思いを募り楽曲につなげる企画、ショートドラマや映像作品との連動、大学が持つ発信媒体での広告や渋谷という立地を生かした施策、路上ライブとSNSを組み合わせた企画など、さまざまなアイデアが登場しました。
発表後、担当者からは、「面白いアイデアか」だけではなく、誰に届けるのか、どの程度の効果を目指すのか、実際に実現できるのかという視点から具体的なフィードバックが寄せられました。最終発表に向けては、目標の数値化やスケジュール、根拠となるデータなどを加え、企画をさらに具体化していきます。
Day1:初顔あわせのメンバーと
Day2:自チームで提案をまとめる
Day3:中間発表へ
アーティスト「MaRe」さん本人を前に、最終プレゼンへ
中間発表を終えた参加者たちは現在、担当者からのフィードバックをもとに、企画のブラッシュアップを進めています。
最終発表では、MaReさん本人も来校し、プロジェクトの参加者が、考え抜いたプロモーション企画を直接プレゼンする予定です。
高校生・大学生ならではの視点から生まれたアイデアが、最終発表でどのように磨き上げられるのか。今後の展開にも注目です。
アーティスト「MaRe」
専門学校在学中にその才能を見出され、2026年よりMaReとしてのアーティスト活動を開始。 「歌ってみた動画」の投稿を続ける傍ら、楽曲制作を行い、2026年1月「居場所」にて配信デビュー。 瞬く間に再生回数が上昇し、日本国外のインド・カンボジア・ベトナム・フィリピンなどでも人気が拡大した。 純粋さの奥にある深み、優しさの中にある不安を、ポップに、エモーショナルに描き出す。
担当者からの声
大手レコード会社 ディレクター・石井さんからのコメント
若い世代については、調査会社のデータだけでは分からない部分があります。今回、学生・生徒の皆さんから直接アイデアを聞くことで、私たちが知らなかった考え方や、今の世代ならではの感覚に触れることができました。こちら側も学ぶことが多く、リアルなマーケティングに近い、とても貴重な機会だと感じています。本物の音楽会社の会議に近いような場になっていると思います。
今回のJミッションの企画・コーディネーターおよび講師
唐沢 明さんからのコメント
すでに3回実施していますが、回を重ねるごとに参加者のモチベーションが高まり、中間発表ではとても堂々と、自信を持って発表していたのが印象的でした。プレゼン資料も自分たちで工夫し、台本に頼らず発表する姿から、大きな成長を感じています。また、グループで一つの企画をまとめる中で、自分の意見を主張すること、相手に譲ること、譲れない部分を伝えることなど、協調しながら進める経験もできています。実在するアーティストを題材に、本物の音楽会社の会議に近い環境で企画を考える今回の取り組みは、まさに“リアルなマネージャー体験”になっていると思います。







