現代生活学科の学生がJR立川駅で新潟県十日町市の魅力を発信!観光PRイベント「越後妻有産直便」に参加(7/17~19)
現代生活学科の須賀由紀子教授による「地域・生活文化ゼミ」(以下、須賀ゼミ)の学生が、7月17日から19日まで、JR立川駅で開催された新潟県十日町市観光PRイベント「越後妻有産直便」に参加しました。
会場では、現代生活学科の学生が授業の一環で制作した観光PRポスター「10日じゃ足りない十日町」を展示したほか、須賀ゼミが十日町市松之山布川地区で10年以上にわたり続けてきた活動について、パネルや写真、リーフレット、動画などを使って紹介しました。
10年以上続く須賀ゼミと十日町市との交流から生まれた地域発信
田植えのお手伝い
昨年度の布川ファーマーズマーケット(日野市カワセミハウス)
須賀ゼミと十日町市との交流は、2015年に始まりました。きっかけは「大地の芸術祭」への参加です。その後、十日町市松之山地域の布川地区を中心に、毎年学生が現地を訪れ、田植えや稲刈り、夏祭りへの参加など、地域の人たちとの交流を続けています。
東京都日野市で開催する「布川ファーマーズマーケット」では、地域の人たちと学生が作ったオリジナルブランド米「まつむすめ」を販売するなど、十日町市の魅力を都市部へ発信する活動にも取り組んできました。
こうした交流の積み重ねを背景に、2023年には農林水産省「つなぐ棚田遺産感謝状」贈呈団体に選ばれました。それを機に、実践女子大学と十日町市は2024年11月に包括連携協定を締結しました。
近年では、十日町市と連携した総務省のモデル事業「ふるさとミライカレッジ」にも採択され、地域の課題解決や交流拠点づくりにも取り組んでいます。
「越後妻有産直便」は、JR東日本立川事業本部が、十日町市や一般財団法人十日町地域地場産業振興センター、実践女子大学、JR東日本グループ各社と連携して開催している観光PRイベントです。首都圏における十日町市・越後妻有地域の認知向上や交流人口の拡大、地域産業の活性化を目的に、観光PRや特産品の販売、写真展示など、さまざまな企画を通して地域の魅力を発信しています。
今回、本学の学生は、これまで築いてきた十日町市とのつながりを生かし、観光PRポスターや須賀ゼミの活動紹介、学生自身が制作した動画や写真などを通して、学生ならではの視点から十日町市の魅力を発信しました。
須賀教授は、「日ごろの学生たちの地道な活動の継続と、十日町市との信頼関係があってこそのイベント」と話します。
学生制作のポスター、動画、キャラクターで伝える十日町市の魅力
イベント会場となったのは、JR立川駅改札外の南北自由通路コンコースです。会場では、パネルやリーフレット、学生自身が現地で撮影した写真の展示、動画の上映などを通して、須賀ゼミが松之山布川地区で取り組んできた活動をさまざまな形で紹介しました。
写真や動画では、田植えなどの活動に取り組む学生の姿や、地域の方々との交流の様子を伝え、景観の美しさだけではなく、その土地で営まれている暮らしや人々の温かさにも目を向けてもらえるよう工夫しました。
また、須賀ゼミの活動のシンボルであるオリジナルキャラクター「まつむすめ」の展示も行いました。
「まつむすめ」は、松之山布川地区の「まつ」と、実践女子大学の学生を表す「むすめ」を組み合わせた名称です。本学が松之山布川地区の田んぼを借りて栽培している米の商品名としても使用するなど、須賀ゼミが布川地区で展開する活動のシンボルとして活用してきました。今回のイベントでは、駅の利用者が十日町市に興味を持つきっかけになればと、「まつむすめ」の等身大パネルや、「まつむすめ」がデザインされたうちわ、シールなどを展示しました。
このほか、現代生活学科の授業「プロジェクト実践演習a」を履修する学生が制作した十日町市観光PRポスターも展示しました。ポスターには、「十日町市の魅力を知るには、10日間あっても足りないほどたくさんある」という意味を込め、学生が考えた「10日じゃ足りない十日町」というキャッチコピーを掲げています。
学生たちは、コメ、棚田、酒、着物、雪、星空など、「十日町らしさ」を感じるキーワードを考え、その魅力をどのように伝えるかを検討しました。生成AIも活用しながら、学生ならではの新鮮な感覚で十日町市の魅力を表現した、個性豊かな12種類のポスターを制作しました。
イベント当日は、本学の展示の前で足を止める方や、学生たちと熱心に話す来場者の姿が見られました。学生たちは、十日町市での活動や展示内容について、来場者と笑顔で言葉を交わしていました。
今後も、十日町市との連携を通して学生の実践的な学びを深めるとともに、さまざまな切り口で十日町市の魅力を伝える取り組みを展開していきます。
参加した学生のコメント
- 田植えに参加して楽しかったことがきっかけで、今回のイベントに参加しました。須賀ゼミの活動に興味を持ち、リーフレットなどを手に取って見てくださる方がいてうれしかったです。自分も須賀ゼミの先輩方のように、さまざまな活動を通して地域の魅力を発信できるようになりたいと感じました。(現代生活学科3年 山田にこ)
- 布川地区でこの1年間経験してきた農作業や地域の方々との交流を振り返り、その中で感じた地域の魅力を自分の言葉で多くの方に伝えることができました。活動を改めて整理して紹介する中で、自分自身の成長も実感しました。
今回のイベントでは、現地での活動の様子を収めた写真や、農作業風景を撮影・編集した動画の展示にもチャレンジしました。十日町市の魅力を伝える方法には、まだたくさんの手段や可能性があると感じています。これからも、美しい景色だけでなく、その土地で営まれている農業や暮らしにも関心を持ってもらい、実際に十日町市を訪れてもらうことにつなげられるような、新しいコンテンツづくりに取り組んでいきたいです。(現代生活学科4年 今井希美)








