アドミッションポリシー(大学院)
教育理念
学祖下⽥歌⼦の遺されたことばに、⼥性の資質は、純⼀で慈愛に富み、その清らかな特性と、豊かな情操とをもって社会の幣を正し、広く世⼈に⾄福をもたらすことにある、というものがあります。
本学は、各⼈に、この資質の向上に努め、内に剛、外に柔、時勢に即し適切な修練を重ね、絶えず進歩向上をはかり、よって世界の平和と⼈類の福祉の向上を⽬指して、実践躬⾏することを望みます。
本学は、深奥な学術の研究と教育を⾏うとともに、深い教養と知徳を備え⼼⾝すこやかで品格⾼雅な⼈物を育成するものであります。
⼊学者受⼊れの⽅針(アドミッション・ポリシー)
実践⼥⼦⼤学⼤学院では本学の教育理念に則り、各研究科、専攻の求める分野において、すでに修得した知識をいっそう深め、⾼い専⾨性を要する職業に求められる能⼒を⾝につけることをめざし、広く社会に貢献しようとする⼈材を求めています。
文学研究科
文学研究科では、日本、東洋、西洋各地域の文学・文化、言語、美術の各分野においてすでに修得した知識をいっそう深め、それを基にグローバル化や多様化の進む社会に貢献しようとする人材、独創的な研究にさらに取り組んでいく意欲のある人材を求めています。
国文学専攻
博⼠前期課程
国文学専攻では、国文学、日本語学、漢文学、日本語教育の各分野を設けています。本課程では、大学院における研究を進めるのに十分な学識・技能を有しており、向学心に溢れ、研究活動を通して学術界及び社会に貢献したいという意欲を持つ人材を求めています。
博⼠後期課程
国文学専攻では、国文学、日本語学、漢文学、日本語教育の各分野を設けています。本課程では、博士論文の完成に必要な研究を推進するのに十分な学識・技能を有し、向学心に溢れ、自立した研究者として高度かつ独創的な学術研究を行うことによって学術界及び社会に貢献したいという意欲を持つ人材を求めています。
英文学専攻
英文学専攻では、高度な学問研究に必要な英語運用能力を有し、英語圏文学・文化、言語学及びジェンダー表象についての基本的な知識を有する人、高度な学問研究に挑戦する意欲を持ち、高い専門性を備えた職業人として社会で活躍することを目指す人材を求めています。
美術史学専攻
博⼠前期課程
美術史学専攻では、日本、東洋、西洋各地域の美術史や民俗芸能について基本的な知識を有し、自身の研究対象に対する問題意識を文章で表現する力と基礎的な外国語能力を持つことを前提として、その知識を一層深めるために自ら行動し、積極的に調査研究活動を遂行する意欲を持ち、将来、その研究成果を広く社会に還元することを目指す人材を求めています。
博⼠後期課程
美術史学専攻では、日本、東洋、西洋各地域の美術史や民俗芸能などに関する高度な知識と研究を推進する能力を有する人で、修士論文で一定の成果をあげ、さらに独創的で高度な研究に取り組んでいく高い意欲を持ち、その専門性を活かして、美術館学芸員などの高度な専門性を必要とする職業に就いて社会に貢献することを目指す人材を求めています。
人間社会研究科
⼈間社会専攻
人間社会研究科では、大学院での研究を進めるのに必要な学力と意欲を持ち、社会学、心理学、教育学などの社会・教育系と、経済学、経営学、法律学などのビジネス社会系の2つの分野において、それぞれの専門性を高め、現代社会の諸問題に対し学際的な見地から問題を解決し、広く社会に貢献できる高度専門職業人を目指す人材を求めています。
生活科学研究科
⽣活科学研究科では、⾷物栄養学あるいは⽣活環境学の各分野において、すでに修得した知識をいっそう深め、専⾨の領域で活躍する⼈材、および、⼈間と⽣活について深く研究し、その成果によって社会に貢献する⼈材を求めています。
食物栄養学専攻
博⼠前期課程
⾷物栄養学専攻では、⼤学院での研究を進めるのに必要な学⼒を有し、⾷・栄養・健康等に関する基本的な知識・技術・態度を習得した⼈で、基礎領域あるいは実践的な研究・開発を通じて、社会に貢献することを⽬指す⼈材を求めています。
博⼠後期課程
⾷物栄養学専攻では、⾷・栄養・健康等に関する⾼度な知識・技術と研究を遂⾏する能
⼒を有する⼈で、専⾨的な研究に深い興味を持ち、研究職、教育職あるいは⾼度な専⾨性を必要とする職業を⽬指す⼈材を求めています。
生活環境学専攻
生活環境学専攻では、大学院での研究を進める上で必要とされる基礎学力を有し、人間・衣・モノ・住・社会文化・生活心理・保育等に関する基本的な技術や知識を有する人で、研究活動を通じて高度な専門性を身につけ、社会で活躍することを目指す人材を求めています。