授業紹介「図書館施設論」
図書館は、本を借りるだけの建物ではありません。利用者が過ごしやすく、学びや交流が生まれる空間をどのように計画・設計するのか——その関わりへのポイントを、実際の図書館を訪れながら学ぶのが、司書課程の選択必修科目「図書館施設論」です。
この授業では、図書館サービスを支える施設や設備、地域との関わり、建築計画などを学び、これまで学んできた図書館学の知識を発展的に深めます。講義は、建築士として図書館建築に携わった経験を持つ畠山先生が担当。教室で学ぶだけでなく、日野市立図書館(東京都日野市)、武蔵野プレイス(東京都武蔵野市)、国際子ども図書館(東京都上野公園)の3館を実際に見学し、それぞれの図書館ならではの工夫や魅力を体感します。
国立国会図書館支部図書館である国際子ども図書館の見学では、同館で勤務経験のある橋詰先生の案内のもと、一見すると気づかない建物の見どころや歴史を学びました。レンガ棟は、明治時代に帝国図書館として建てられた歴史的建築物です。原形をできる限り残しながら改修され、2000年に国際子ども図書館として生まれ変わりました。歴史ある建物と現代の図書館サービスが融合した施設を実際に歩くことで、「図書館をつくる」という視点から図書館を考える貴重な体験となりました。
- 講義概要(シラバス)
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