「スマドリ」をZ世代の日常へ!人間社会学部の学生が来店促進策を発表(6/30)
6月30日、人間社会学部人間社会学科のゼミ(担当:原田 謙教授)で、スマドリ株式会社の鎌形氏、荒木氏、牛久保氏、株式会社電通デジタルの柳原氏、滝本氏にご対応いただき、Z世代に「スマートドリンキング(スマドリ)」を広げる企画の最終発表会を表参道にあるSUMADORI Meetsで実施しました。
学生たちは、Z世代の価値観や行動に着目し、スマドリを日常の選択肢として広げるための企画を検討。当日は3チームが、それぞれの視点から来店促進につながる施策を発表しました。
Z世代の日常から考えるスマドリ企画
スマートドリンキングは、お酒を飲む人も飲まない人も、それぞれの体質や気分、場面に合わせて自分らしく楽しむ考え方です。また、SUMADORI Meetsでは、アルコール度数を選べるドリンクや、初心者でも自分好みの一杯に出会える体験型メニューが用意されており、「自分らしい選択」を楽しめる場として展開されています。
本学では、「スマートドリンキング」に関するプロジェクトをテーマに、原田教授のゼミや講演などを通して、スマドリ社との連携を継続して行っています。これまでの連携では、スマドリの考え方や適正飲酒、マーケティングの基礎について学ぶ機会も設けられてきました。
今回の取り組みでは、「Z世代が考えるスマートドリンキング」をテーマに、学生たちが「スマドリを日常に結びつけるには?」という課題に取り組みました。
学生たちは3チームに分かれ、ターゲットとなる人物像を設定し、スマドリを知るきっかけから来店、体験、リピートまでの流れをカスタマージャーニーとして整理。Z世代の価値観や行動を踏まえながら、マーケティングの視点を取り入れた来店促進策を最終発表会で提案しました。
「不安」「好み」「おしゃれさ」から生まれた3つの提案
1チーム目「Team ANHYS」は、「自分のおいしいを追求する」をテーマに、自分の好みを知る味覚診断とお酒ノートを提案しました。
実践女子大学1階スペースで、フローチャートやQRコードを使った簡易診断を行い、楽しみながら自分のお酒の好みの傾向を知ることができる仕組みを考案。診断結果をもとに、店舗ではタイプ別の限定ドリンクを楽しめる流れを設計しました。
2チーム目「YOI Lab.」は、お酒を飲むことに不安を感じる学生に向けて、アルコールパッチテストや体験型展示を提案しました。
自分の体質を知ることや、体質に合った飲み方、食事との組み合わせを学べる仕組みを考案。さらに、SNSでの情報発信やクーポン配布を組み合わせ、一度の来店で終わらせず、継続的な利用につなげる工夫も盛り込みました。
3チーム目「チーム4年生」は、「スマドリを日常に、おしゃれに、私たちらしく」をテーマに、大学内のポップアップ展示やクーポン付きガチャ、実践女子大学限定のオリジナルドリンクを提案しました。
大学カラーや桜をイメージしたドリンクなど、学生にとって親しみやすく、写真を撮りたくなるような体験を設計。日常と非日常を自然につなぎ、店舗に足を運ぶきっかけづくりを目指しました。
Z世代の発想に企業視点を加える講評
発表後には、牛久保氏、荒木氏、鎌形氏、滝本氏から各企画に対して具体的な講評が行われました。3チームの提案はいずれも、スマドリの「自分らしい選択」という考え方に通じるものとして受け止められました。
特に、お酒に対する不安や失敗したくないという心理に着目した提案については、Z世代のリアルな感覚を生かした学生ならではの視点として評価されました。
一方で、実際に企画を展開するうえでの助言もありました。たとえば、「甘口」「辛口」といった表現が、お酒に詳しくない大学生に伝わりやすいかどうかについて意見がありました。味を分類する際には、専門的な言葉ではなく、学生が直感的に理解できる表現に置き換える必要があると助言がありました。
また、SNS施策の費用対効果、友人同士で広がる仕組み、ガチャの運用方法など、実際に事業として展開するための視点も示されました。
学生からは、企画そのものとプロモーションをどのように結び付けるかが難しかったという振り返りがありました。実装を見据えた講評を通して、学生たちはアイデアの面白さだけでなく、実現性や継続性、運用面まで考えることの大切さを学びました。
今後は、学生たちが提案した企画を比較・検討し、実装するアイデアを決定する予定であることも共有されました。学生たちが授業で考えた企画が、実際の店舗で形になる可能性があります。
今回の発表会は、学生にとって、企業の実課題に向き合いながらマーケティングを実践的に学ぶ機会となりました。Z世代ならではの発想に企業の視点を加えることで、社会で求められる企画力や実行力について考える貴重な経験となりました。
担当教員からのコメント
スマドリ株式会社の皆様には、2022年度からゼミでのワークショップの実施や特別講演などでお世話になってきました。今年度は、4月に表参道にオープンしたSUMADORI Meetsを意識しながら「スマドリを日常に結びつける」ための企画をゼミ生が考えました。素敵な店舗をお借りしての最終発表会は、ゼミ生にとって記憶に残る学生生活の1ページになったと思います。
ご多忙の中ご対応頂いた牛久保様、栁原様はじめ、スマドリ株式会社および株式会社電通デジタルの皆様、本当にありがとうございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。







