「せんだいデザインリーグ2026 卒業設計日本一決定戦」で、生活環境学科(現:環境デザイン学科)の卒業生が「日本二」に選ばれました(3/8)
松平 友希奈さんの作品
『用途非特定型高層連続建築』
-Line animation/Surface animation-
生活環境学科(現:環境デザイン学科)の卒業生である松平友希奈さんの卒業設計作品『用途非特定型高層連続建築 -Line animation/Surface animation-』が、仙台建築都市学生会議が主催する国内最大規模の卒業設計コンクール「せんだいデザインリーグ2026 卒業設計日本一決定戦」において、「日本二」(2位)を受賞しました。せんだいデザインリーグでの入賞は、本学初です。
同コンクールは、全国の建築デザインや都市計画などを学ぶ学生の卒業設計作品を対象とし、審査によって「日本一」を決定するものです。2003年に第1回が開催されて以降、今年度で24回目を迎えています。
今年度の応募登録数は752点、出展数は594点で、その中から一次審査を通過したファイナリスト10点による公開審査が、3月8日に仙台市のせんだいメディアテークで開催されました。
「せんだいデザインリーグ2026 卒業設計日本一決定戦」では、松平さんのほかにも、同学科の卒業生である大河原桜さんが「100選」に選出され、来場者投票では全国3位となりました。
なお、松平さんの作品は、同学科の卒業生である渡邊瑠衣子さん、高柳夏帆さんとともに、横浜赤レンガ倉庫1号館で開催された「赤レンガ卒業設計展2026」で、1,000点以上の応募作品の中から「100選」にも選出され、3月26日の二次審査(巡回審査)で「10選」に選出されています。
< 日本二 >
松平 友希奈さん
『用途非特定型高層連続建築 -Line animation/Surface animation-』
「日本二」受賞作品と松平さん
受賞コメント
約1年間取り組んだ卒業制作で、「せんだいデザインリーグ2026日本一決定戦」にて「日本二」という素晴らしい賞をいただき、大変驚くとともに、大変光栄に思っております。
用途を特定しない空間を構成するというテーマに取り組み、空間の在り方をゼロから問われ、どのように多様な活動を受け入れる場を形作るか試行錯誤を重ねました。
製作中には思うように進まない時もありましたが、研究室の仲間に支えられ、日々建築に向き合うことができました。
また、親身にご指導くださった内藤先生、生活環境学科の皆様に心より感謝申し上げます。
今回の受賞は、建築を続けていくうえで大きな励みとなりました。今回得た学びを糧に、これからも建築の可能性を探求していきます。
内藤将俊教授(建築デザイン研究室)からのコメント
建築デザイン研究室の松平友希奈さんが、600案近くの応募があった「せんだいデザインリーグ2026 卒業設計日本一決定戦」で全国2位に、さらには、1000案以上の応募があった「赤レンガ卒業設計展2026」で10選に選出されました。建築を学ぶ日本中の多くの学生が最終目標として掲げている両コンクールでの堂々たる受賞です。松平さんの日々の努力を指導教員として傍らで見続けてきた身として、彼女の建築設計に対する真摯な姿勢がもたらした結果であると確信しております。
作者は、役割に応じて空間の形態や構成が合理的に決められる近代建築とは対照的に、「棒材」と「面材」をパラパラ漫画のように動かしながら高層に積み上げることで、あらゆる機能を受け入れ得る立体を生み出すことに成功しています。そして、柱や壁に頼らずに空間を接続し続けるこの建築内に数々の大使館を宛がうことで、人々の友好的関係の構築に建築が一役を担えることを強く表明しました。戦争や紛争が各地で起きている不安定な現代において、その極めて高い創造性とメッセージ性が評価されての受賞となりました。
ここ5年で20以上の学外コンクールで受賞をしてきた卒業生や仲間たちから軽やかにバトンを受け取り、そして、新たな扉を次々と開け、力強く後輩達へと繋いでくれた松平さんをはじめとする多くのゼミ生には、感謝してもしきれません。
彼女は現在、本研究室の特徴である「配属が決定した2年生から院生までの全員が連日‘居場所(研究室)’に集まって勉強し、知識や経験を後輩へと伝える環境」を支える大学院生として、進学した多くのメンバーとともにワイワイと活動を楽しんでくれているようです。努力を重ね、成果を出し続けている彼女たちが少しでも快適に学べるよう、私自身、先進的な教育環の形成に尽力してまいりたいと強く感じております。
末筆になりますが、後輩たちを学外コンクールや建築視察に誘いだすなどして、多様な経験をもたらしてくれている多くのOGや院生にこの場をお借りして心から感謝申し上げます。







