生活環境学科4年
[Q1]この学科で学ぼうと思ったきっかけはなんですか?
志望課程を見つけることが志望理由だった
入学以前からインテリアやモノ作りに興味がありました。1〜2年次ではインテリア・建築・アパレルの授業を履修でき、最も自分に合っている専攻を探せることから本学生活環境学科を志望しました。現在アパレルを専攻していますが、多くの大学で被服が1年次からの専門課程であるのに対し、インテリアや建築、商品開発やプロダクト関係の授業を受講できたことは大きな財産になっています。
[Q2]特に印象に残っている授業はなんですか?
実験を交えた授業で、素材特性の基礎をマスター「テキスタイル管理実験」
この授業では、衣服に使用される様々な種類の布を実験し素材特性への理解を深める授業です。中でもしみ抜きに関する実験では、ソースやカレーなどのシミを付け、様々な薬品でしみ抜きを行い考察しました。布に付着した汚れは液性によって落とし方が変わるなど新たな多くの知識を得るとともに新たな発見もあり、やりがいを感じられた授業です。
[Q3]各年次での学びを通じ、どんな感想を持ちましたか?
工夫を重ね、会心のドレスが完成!
1年次は紙の箱にパッケージをデザインする、モノづくりの授業がとても楽しかったです。2年次には被服課程でブラウスとスカートの製作があり、苦戦もしましたが大きなやりがいを感じました。3年次のドレス製作では華やかさだけではないかっこ良さをテーマに工夫を重ね、先生にもお褒めいただきました。学園祭のファッションショーで着る予定でしたがコロナ禍で中止になり、友人とスタジオを借りて写真を撮ったことも良い思い出です。
[Q4]学科や専攻での学びから、将来社会に出た後も役に立つと思う考え方やスキルはありますか?
技術とビジネスを学び、将来はマルチに活躍
生活環境学科の幅広い学びは多くの場面で活かせると思います。私も将来はアパレルだけでなく生活雑貨やインテリア用品、アクセサリーなども作りたいと思っています。本学科には服作りの技能だけでなくアパレルビジネス論など座学も多く、ゼミやグループワークでは自分の考えをしっかり伝え他者の意見も取り入れ最善策につなげる力を身につけられました。
[Q5]これから実践女子大学を目指す高校生たちへのメッセージをお願いします。
最前線の勉強から、やりたいことはきっと見つかる
生活環境学科では建築・インテリア・アパレルそれぞれ専門の先生が最前線の授業をしてくださいます。授業では実際に手を動かし技術を身につけられ、製作過程から問題点を見つけ、先生や周囲からのアドバイスをいただきます。うまく改善できた時は自身の成長を感じられる瞬間です。生活環境学科では技術を学び完成品を通じ達成感を得ることができます。モノ作りが好きな方、広い知識を身につけ大学でやりたいことを見つけたい方におすすめできる学科だと思います。