【生活心理専攻】 新規着任教員自己紹介 竹田 一則(小児科・健康医療心理・子どもの保健)
はじめまして。2026年4月より着任いたしました竹田一則と申します。これまで小児科医として、約40年にわたり臨床・研究・教育に携わってきました。
小児医療の現場では、アレルギー疾患のある子どもや障害のある子どもたちの診療や支援に長く関わってきました。近年は、医療の場だけでなく、教育の現場での支援、とくに障害のある大学生への合理的配慮についても、実践と研究の両面から取り組んでいます。
<これまでの関心と取り組み>
これまでの経験の中で感じてきたのは、「病気」や「障害」そのものだけでなく、それを取り巻く生活や環境、人との関係が、子どもの成長や発達に大きく影響するということです。
医療だけで支援が完結することは少なく、教育や福祉とつながることで、はじめて子どもや家族を支えることができると考えてきました。そうした視点から、「支援とは何か」「合理的配慮とはどのようなものか」といった問いを、現場での経験をもとに考え続けてきました。
<担当科目について>
健康・医療心理学、子どもの保健、人体の構造と機能及び疾病、女性の健康と現代医療などを担当します。授業では、医療や発達、障害に関する内容を、実際の事例も交えながらわかりやすくお話しします。
知識を学ぶことはもちろん大切ですが、それを「現場でどう活かすか」を考えることも同じくらい大切です。医療・心理・教育・保育はそれぞれ異なる分野ですが、実際の支援の現場ではつながっています。いろいろな視点から考える力を、一緒に身につけていければと思っています。
<ゼミナールについて>
ゼミでは、子どもの健康や支援、障害のある子どもや学生への支援、合理的配慮、医療と教育の連携などをテーマに扱います。文献を読むだけでなく、具体的な事例をもとに「何が起きているのか」「どんな支援が考えられるのか」を一緒に考えていきます。
自分の考えを言葉にすること、そして他の人の考えに触れることは、とても大切な学びになります。正解を探すというよりも、問いを持ち続けることを大事にしたいと思っています。
大学生活は、新しいことに出会い、自分の考えを広げていく大切な時間です。うまくいくことばかりではないかもしれませんが、その一つひとつの経験が、これからの自分を形づくっていきます。
皆さん一人ひとりの歩みを大切にしながら、安心して学び、挑戦していけるよう、応援していきたいと思っています。これから一緒に学べることを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。
(文責:竹田 一則)







