基礎スキル向上支援への取り組み
人間社会学部では各専門科目とは別に、課題解決型学習 (Project Based Learning、PBL)、英語教育、ソーシャル・データサイエンス(SDS)教育、 キャリア教育など、 基礎スキル向上を支援する取り組みを行っています。
以下では、それぞれの取り組みの一部をご紹介いたします。
課題解決型学習 (PBL)
人間社会学部では、学生が主体的に課題を見つけ、解決策を提案する課題解決型学習(Project Based Learning、PBL)を重視しています。特に、企業・団体との連携を重視した産学連携PBLを多く取り入れています。この一環として、入学前教育の一環として、希望者に対して、入学前の1月または2月に双方向オンラインによる産学連携PBLを実施しています。これまでに、多数の企業(hp、LINEなど)にご協力いただいています。
また、入学後の4月には、入学生全員を対象に産学連携PBLを行います。これは、渋谷のフィールドワークも視野に入れ(例外あり)、リアルな企業が持つ課題に対して、全員で約半日かけて対面での課題解決を目指します。これまでに、東急電鉄、三越伊勢丹など、さまざまな企業にご協力いただいています。
これらの活動は、早い段階で社会での実践的な経験を通じて、大学での学びの必要性と動機づけを目的としています。毎回の参加者の満足度も高い結果が得られています。
英語教育
「人間社会学部なら、ビジネスパーソンに望まれる英語のスキルを目指せる」
世界中でビジネスの主要言語は英語。そして日本も世界の一部であり、英語の習得は国内外でのビジネスチャンスを広げる素晴らしいゲイトウェイです。
人間社会学部では1・2年次に英語コミュニケーション科目を必須とし、しかも教授法としては理想的なネイティブ講師&日本人講師のペアによる週2コマ授業を展開しており、学生の学びの結果を客観的に図ることのできるTOEICをそれぞれの学年で受検し、さらなる学びの方向性を教員共に検討することで、より高いスコアの取得→留学・就職支援に繋げています。また、550点以上を取得した学生には、学部長からの表彰および大学からの報奨および単位の付与制度があります。
もちろん、必修科目のみならず学生の英語力を上げる選択科目や学内外でのプログラム・インターンシップ等も多彩に用意されており、未来の仕事の選択肢が増えるよう応援します。そして、国際的視野を広げるための科目も充実。国際的なビジネス環境で円滑なコミュニケーションをはかるためには、言葉のみならず異文化理解力・実践力の養成が不可欠です。それができる自分になるための科目を選択し、4年間でしっかりとスキルアップしてください。
将来の活躍の場をどこに求めるか、それは学生次第です。英語でアウトプットできる自分に成長して、理想の未来に近づきましょう。英語を身につけ、世界と日本を知りたい貴女にお勧めの科目群は以下をご覧ください。
ソーシャル・データサイエンス(SDS)教育
人間社会学部では、社会科学におけるデータサイエンス(ソーシャル・データサイエンス)教育を重視し、社会調査とデータ分析に関する科目を基礎から実践力の育成まで幅<開講しています。これらの科目を通じて、他の社会学部系学部でも取得可能な「社会調査士」の取得を目指せるほか、日本統計学会が公式認定している「統計検定」などの受験支援も行っています。また、ITパスポートやMOS試験などの情報系試験に対する質問対応などの支援も積極的に行っています。
さらに、学部として大学が開催している「在学生向けスタートアップデータソン」にも運営や審査などで多く関わっており、学部学生の参加も多く見られます。また、中高生向けのデータサイエンス教育のスタートを支援する「中高生向けスタートアップデータソン」も学部として開催しています。詳細はサイト( https://sites.google.com/jissen.ac.jp/datathon/)をご参照ください。
このような教育支援の結果、専門ゼミでは学外のビジネスコンテスト等にも積極的に参加し、毎年受賞する学生がいます。
キャリア教育
就職活動のトレンドは毎年変わりつつあります。
人間社会学部では、キャリアサポート部(事務部門)と連携して最新の状況に合わせた、一人ひとりに対応したサポートを行います。
さらに、学部には企業で人事(採用担当)を経験した教員もいますので、個々の学生に合わせたきめ細かい対応が可能となっています。
サポート体制
豊富なキャリア授業
具体的な対応
◎アカデミックアドバイザー(担任)による指導
就職相談、履歴書添削など
◎人事経験教員による実践的な就職指導
履歴書添削、面接対策など
◎「人間社会学部就活応援会」の開催
4年生の内定者との座談会で、
気軽に先輩から様々なアドバイスがもらえます
2023年度実績
2023年度の就職率(就職希望者の就職率)は98.1%と、きわめて高い就職実績を残すことができました。
=人間社会学科=
株式会社村田製作所、第一生命保険株式会社、大樹生命保険株式会社、株式会社オリエンタルランド、ANAエアポートサービス株式会社、三井不動産リアルティ株式会社、トランスコスモス株式会社、株式会社日本アクセス、田島ルーフィング株式会社、極東証券株式会社、三井住友トラスト・ビジネスサービス株式会社、農中ビジネスサポート株式会社、株式会社内田洋行ビジネスエキスパート、株式会社山梨中央銀行 など
=ビジネス社会学科=
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)、東急リバブル株式会社、みずほ証券株式会社、株式会社大塚商会、伊藤忠食品株式会社、株式会社ファーストリテイリング、株式会社オリエントコーポレーション、トランスコスモス株式会社、日本コムシス株式会社、冨士機材株式会社、株式会社内田洋行ビジネスエキスパート、さわやか信用金庫、株式会社群馬銀行、旭市役所、上尾市役所 など
注)「社会デザイン学科」は新設学科のため、2023年度の卒業生はいません